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※このブログを読んで不快に思う方は
ページを閉じてください。
身内のアレコレ 妹と大バトル③
（最終回）です。
女同士の大喧嘩ですので
（汚い言葉や暴力が出てきます）
閲覧注意です。
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前回までのあらすじ
妹モコとの史上最大の大喧嘩。
殴る蹴るの大立ち回り。
「逃げるなよっっ！！」
モコは部屋から逃げ出していきました。
姉は喚き暴れる私を
必死に止めました。
そんな最悪な状況の中
継母と父が帰宅。
父「何やってんだ！？」
父の怒鳴り声と同時に、
滅茶苦茶になった部屋に
現れた両親。
父「…おい！どうしたんだ！？」
継母「……どうしたの！？
部屋の中ぐちゃぐちゃ！」
姉「…まゆちぇとモコが喧嘩して…」
継母「は？なんでよ？」
姉「原因はよくわからないんだけど
なんか…まゆちぇから
モコに手を出したみたいで…」
父と 継母の視線が
流血した私の顔に釘付けに。
父・継母「……………………」
私 「…………………………………」
いいよ、いいよ。
いつものように怒ってくださいよ……
言い訳も何もしないからさ……
父「…その顔はモコにやられたのか？」
次の父の意外な言動に
私はひたすら 驚きました。
「モコっ！！
何やってんだっ！！」
父はモコが逃げたリビングの奥へと
勢いよく行ってしまいました。
父「モコ！お前はまゆちぇに
謝らんか！！！」
モコ「なんで私が怒られるんだよ！！
むこうが先に手を出して
きたんだよ！！」
父「いくらなんでも
あそこまでやることは
ないだろうがっ！！」
モコ「なんでパパはあいつの
味方すんだよっ！！
ぜってー謝らないし！！」
父「顔を狙うのは卑怯じゃないか！！」
リビングで
モコは父にこっぴどく
叱られている様子。
一方、こちらはーー。
継母「あ～あ。こんなに
散らかしちゃって。」
継母は 私の顔から流れる血が
見えていないかのように、
そこら中を片付け始めました。
姉「…お母さん(継母)！
まゆちぇの怪我…」
継母が
父の怒りが私ではなく
モコに向けられて要るのが
気に入らないということは
姉も気付いていただろう。
そのせいで
継母の怒りは 姉へ飛び火しました。
継母「お前(姉)はなんで止めないんだよ！」
姉「止めたよ！私が気付いたら
もうこんな状態に
なってたの！」
継母「お前のせいでモコが
怒られてるじゃないか！！」
姉「なんで私のせいに
なるんだよ！？」
ギャーギャーギャーギャー
ワーワーワーワーワー
家中が大混乱。
継母が私の怪我ではなく
モコが父に怒られることのほうが
気に入らないことに
何故だかとても とても
哀しかった。
姉が継母に八つ当りされて
言い争っているこの場に
いることが
いたたまれなくなった私は
そっと…このモコの部屋から
出ました。
すると
レイナが泣きそうな顔で
部屋の前に
立っていました。
私の顔を見て怯えている？
そりゃそうか…
あんな大声で言い争ってから
レイナにも聞こえてたよね…
怖がられて仕方ないよ…
レイナ「……まぁねぇちゃん
ごめんなさいぃ。」
え？
私「ーーなんでレイナが謝るの？
ほらぁ、泣かないの！」
ぼろぼろ涙を流すレイナを
ぎゅっと抱きしめました。
レイナは 自分のせいで
私とモコが喧嘩になったと
小さな胸を痛めていました。
レイナ「おかおのち、だいじょうぶ？」
私「大丈夫だよ…」
『だいじょうぶ？』
私が一番最初に
家族にかけて欲しかった言葉。
レイナがかけてくれたことが嬉しかった。
ううん、違う。
『だいじょうぶ』と
言葉をかけてくれたのが
レイナだから嬉しかった。
こうして 私とモコの史上最大の
大喧嘩は幕を閉じました。
追記。
きちんと病院で傷の手当てはしました。
傷跡は残らずにすみました。
それにしても私はよく顔に傷を
負うなぁ笑
身内のアレコレ三部作、
最後までお付き合いくださって
ありがとうございました。
まゆちぇ
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