2万円で作る素敵不快

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年越しの準備で慌ただしく過ごす中、郵便ポストの水拭き掃除をするついでに中を覗いたら、義母からの葉書が届いていました。

 

 

 

 

義実家との絶縁宣言を機に、私が義母と電話で話すことはほぼ無くなり(私の方からお断りさせていただいておりますので）、メール等も受信拒否設定をしているのですが。

（義妹も同様の対応をしたのですが、彼女は頻繁にメールアドレスや携帯を変更するようで、あまり効果が無くて困っています）

そうしたら義母は、今度は我が家に葉書や封書で「自分の言いたいこと（主に義妹の事や義父の事）」を伝えてくるようになりまして、それすらも嫌だった私は夫と相談の末「郵便物も受け取り拒否にしよう」ということになって、そのように対応したのですが。

 

このようにバタバタする年末という事もあったのか、なぜかまた我が家に義母からの手紙が届いてしまい、大掃除もだいぶ終わってスッキリしつつあった心の中が、一気にどんよりとしてしまいました。

（でも今回も葉書で届きましたので、郵便局が指定する「受け取り拒否のやり方」に従って記入押印をし、そのまま返送しておきました）

 

 

ただ、葉書でしたので、義母の言い分を記した文面というのは、少し私の目に映りまして。

さらっと見た限りの中で書いてあったのは、「義妹のＳＮＳに批判が多くて困っている。どうしたらいい？」というような内容。

 

どうやら義妹は「おじい様の臨終時の動画と、亡くなったおじい様の写真や、その前でピースをしている義妹の子供たちの写真」をＳＮＳにアップしたようで、それ以降義妹のＳＮＳには批判的なコメントが多数寄せられたとのこと。

そういった内容で満たされた「義母の書いた文面」を読みながら、私としては「それは批判が来るでしょう」と、呆れてしまいました。

 

 

 

以前も呟きましたが、人の死というのは必ずいつかは訪れるもので。

その「自分の人生の最期」をどう迎えるかについては、本人の希望を一番にすべきなのだと思います。

だからもし、「私の死にざまを最期まで皆に伝えて。隠すことなく」という「亡くなったご本人の希望」があれば、その「亡くなる瞬間の映像や、その後のお顔の写真」等というのは公開しても良いのかもしれませんが（ただ、私個人の考えとしては、それも良い事だとは感じない、というのが正直な気持ちです）、おじい様の場合は、きっと「自分の死に様やその後の姿を不特定多数の人に見られること」を望んではいなかった。

 

義妹としては、そういった映像や画像をＳＮＳにアップし、「私はこれだけおじい様のそばにいて、おじい様の死を悲しんだのよ」というアピールをしたかったのでしょうが（その後怖いもの見たさで、今回の件に該当するであろう義妹のＳＮＳを見てみたら、そこでの義妹はおじい様の死を大げさに悲しむようなコメントを多数並べ、「こんなに大好きなおじい様の最期だからきちんと記録しておきたかったのに、義理の姉に怒られて殴られてしまって臨終に立ち会えなかった。わけがわからないでしょ？義理の姉酷すぎる。人でなし」と書いてありました。ちなみに義妹が「酷い」だの「人でなし」と書いた「義理の姉」というのは、私の事ですね）、さすがにこの「義妹の言動」には、違和感を感じるかたもいてくださったようで。

「人の死に顔をＳＮＳにアップするなんて」とか「臨終間近だというのに動画撮影をしていたの？」とか「お子さんたちが全然楽しそうじゃないですよ。当たり前ですよね。ピースとかありえない」というようなコメントが届いているのを拝見し、「そうか、義妹の言動を異常だと感じてくださるかたがこの世にいてくださったのだな」と、私としては少しほっとしているところです。

 

 

 

 

もちろん、そういった「私と同じように、義妹の言動に不快感を感じる人間」もいれば、義妹の考えに同調し「義理の姉、酷いね」と言うかたもいらっしゃるのかもしれません。

そういうかたから見れば、義妹の言う通り、彼女の義理の姉である私は「酷い人間」なのだとは思いますが、私としては「あのまま義妹を好き放題させてはおけなかった」という気持ちがありましたし、何より「人の死」が絡んだ出来事、時間だったからこそ、私は今も義妹に対しては謝る気持ちが起きません。

（大人げないのはわかっておりますが、、、、、、私も頑固なので、未だ譲れず。お恥ずかしい話です）

 

 

 

そんなこともあり、私としては「あれだけ私が怒っても、義妹はやはり変わらないのだ」とがっかりした部分と「うん、義妹がそういう人だなんてことはわかってた。でもやっぱり心のどこかでは期待してたね、バカだなあ私も」という自嘲が自分の中響いて。

それが次第に「やっぱり人間は怖いし、信用ならない」という「思考として更にマイナスの方向」に向かうのを感じましたので、「せっかくの年末年始なのにこれではいけない」と気合を入れなおし、義母の葉書はささっと受け取り拒否設定をして返送し、家の大掃除（ほぼ終わっていますが、板の間のワックスがけがまだだったので）をしたことで、今はだいぶ気持ちが晴れやかになってきました。

 

 

義妹の炎上（とまではいかない？）については、私はどうすることも出来ませんし、アドバイスもしません。

全て義妹が蒔いた種ですので、義妹自身が対応すべきであると考えております。

（というわけで、義母にも何も言いません）

義母も義妹ももう「大人」なのですから（二人とも私より年上ですし）、私の出る幕は無いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

さて、気持ちを切り替えて。

 

 

お正月飾りも飾ったし、これからおせち料理の準備を始めます。

我が家は子供に食物アレルギーがあるので、今回も色々と手作り品多めのおせちになりますが、一生懸命作りたいと思います。

 

 

 

先日トップスジャパンでご一緒させて頂いたタイラバーズのメンバーさんが使っていた浮遊物除去装置があまりにも画期的でよかったのでご紹介します