シューズを選ぶとき、誰が、どんなふうにつくったか、気にする人が増えています。ビールは、どうですか？

あんなに包まれたかった腕なのに。

あんなに触れたかった体温なのに。

それを求めた自分のことをおぞましいとさえ思う。

オトコを憎んで嫌っていたはずなのに。

オトコは見下して、コントロールして利用する存在だったはずなのに。

オトコに好かれるなんて、楽しくやって行くなんて簡単なことだった。

それなのに。

同じ相手に2度も恋をした挙句に、心を全て持って行かれようとしてるなんて、おぞましい。

25年前に傷つけられたオトコに。

また❓

そんな扱いを受けたのに❓

でも、「そんな扱い」って言うけれど。

私が「今から行くね」って言ってあって、5分後に着くのに。

玄関の鍵が閉まっていたこと。

私のスリッパがシューズボックスにしまわれたままで、玄関に揃えて置かれていなかったこと。

床が埃っぽくて汚れていたこと。

ただそれだけ。たったそれだけ。

でも、「なにこれ汚いな〜〜」なんて、笑いながらその床を掃除していたら突然、心が落ちた。

自分が汚らわしくて、安っぽくて。

たった1人の大事な人にすら大切に扱われる価値のない人間なのかと。

不特定多数の見ず知らずのオトコに、不躾に触られるのが似合うオンナなのかと。

電車通学の小学生の私を毎日のように何人もが触った。

セクシャルアイデンティティを持つ前から。

それは高校生になるまで、続いた。

アイツらは、みんな思ってたんだ。

私のこと。

「こいつなら、タダで触らせてもらえる」って。

私って、所詮その程度のオンナだったのに。

そんなオンナのくせに、愛してもらえるなんて思い込んで、嬉々としてコメオの部屋に通った事が、すでに過去のものみたいに思えた。

それらは忌々しく、消してしまいたいほどだった。

ただし、使い勝手はすこぶる良いです

下着類とタオルと子供服はこの一角で収まってます

右側の棚は完全に持て余してます

このデッドスペースに観葉植物でも置こうかと思ってるんですけどね