明智でステップアップ
木村くんのラジオでも思ったけど、ニノちゃんと木村くんとの会話ってたまにちょっと噛み合わない感じ…ありません?笑
明智最強化計画
◆茜さすセカイでキミと詠う_味噌汁になる最中5種セット1
芹沢鴨、沖田総司、芥川龍之介、桂小五郎、山崎烝
◆茜さすセカイでキミと詠う_味噌汁になる最中5種セット2
安倍晴明、高杉晋作、オオクニヌシ、藤原道長、黒田官兵衛
◆茜さすセカイでキミと詠う_味噌汁になる最中5種セット3
徳川家光、織田信長、藤原定家、小野妹子、坂本龍馬
◆茜さすセカイでキミと詠う_味噌汁になる最中5種セット4
オロチ、土方歳三、前田慶次、ヤタガラス、明智光秀
発売/販売元 株式会社稲ノ部
商品の詳細はこちらをご覧ください。
※商品に関するお問い合わせは発売元までお願いいたします。
電車も・バスも明智
【目次リンク】
1.はじめてのパチンコ編(1989年~)
2.上京パチンコ編(1989年~)
3.パチンコ攻略編(1991年~)
4.パチンコ企業就職編(1994年~)
5.パチンコ店長編(2000年~)
5店舗目の店長担当となるS店に異動した。
S店はこの法人の中でも下から数えた方が早い不振店舗だった。理由は圧倒的に立地が悪い。ただそれだけである。
入社前にグランドオープン時に一度だけ来たくらいでなかなか通いづらい場所なのだ。
ちなみに現在は閉店して無くなっている。
営業していた店舗が消えてしまうということはとても悲しいことだ。
けれども心の中でS店での辛かった日々、楽しい思い出、出会った人達の記憶は鮮明に残っている。
私はS店に着任し、自分なりの方法で少しだけ業績をあげた。
そして担当店舗を持ちながらにして、数店舗を管轄するエリア長に昇進した。
自店だけでなく複数の責任が増え多忙となったが、やりがいは十分あった。
担当エリアに自身の考えを浸透させ、各店の店長が結果を出せるようサポートに務めた。
またこの時、我々には共通の理念があった。
-パチンコという娯楽を手軽に楽しんで頂く-
単なる出玉もそう、遊技環境もそう、本当の意味で娯楽として楽しめるパチンコを提供したい。
我々が自信を持って自社店舗を運営し、そして地元だけではなく他のエリア、つまりは全国に。
突然妙な例え話をするが、ラーメン店の店主は何を考えて日々ラーメンを提供をしているのか?
自身が本当に旨いと思うラーメンをお客様に楽しんで頂きたいからではないのか。
そこでパチンコ店100人の店長に聞きました。自分のお店は大切なお客様やご家族、ご友人に勧められますか?
恐らくその答えはノーが過半数を占めるのではないかと思う。
根本的におかしいのだそれは!自信を持って勧められないものを何故売っている?
ボーダーライン1k20回転の台で13回なんて回転数で打つのは自ら死に行くようなものだ。
ゆえに自ら打つのはまっぴらごめんという状況だろう。
それは商売とは言わない、単なる搾取だ。
我々の扱う店舗は違う。利益率、サービスあらゆる面で自信を持ってご提供できる。
そして我々は強い。過去からのどんぶり勘定の営業から脱却し、数字で物事を表現し、理論的に計画を遂行する。
そしてある重役の方を中心に志が芽生えた。
-全国制覇-
今こそ天下布武を掲げて全国に討って出る。
我々自慢のパチンコを広め、天下泰平の娯楽を提供するのだ。
我らが織田軍はいきり立った。
実際にこの時、現在店舗数トップランクの企業との店舗数の差はまだ追いつけたレベルであったと思う。
しかし大殿、つまりトップからノーという意思表示が出た。頑としてノーである。
確かに約1,000名の従業員を守るのは大変なことだ。むやみに外に出て討って出るのはリスクも大きいだろう。
結局、全国制覇の狼煙は上がらなかった。
私はこのトップ判断を恨んだ。
全国制覇こそがあなたに育てられた私の想いですと書状をしたためたりもしたが、全くの無駄に終わった。
それからの社内は三国志演義における終盤のぐだぐだ感に似ていた。
複数名のエリア長退社やそれによる組織変更が相次いだ。
このままでは約1,000名の従業員の先行きが危うい。
トップの考えが変えられない。ならばどうにかしてトップを引きずり下ろす方法はないのか?
何とかしなければ。
本社での朝礼で、本部機能の多数がいる前で、とある詞を読み上げた。
時は今 天が下しる 五月哉
明智光秀が信長討つべしと本能寺の変の前に読んだとされる詞である。
敵は本能寺ではなく本丸にあり!敵はトップそのものだと思いつめて、頭もおかしくなりかけていた。
エリア長に昇進してからこれまで3年の時が流れている。
その間に
は本当に色々なことがあった。
尊敬できる素晴らしい人物との出会い、新規店舗の立ち上げ。
普通に頑張れば結果は出る。業績をあげるのは容易い。だから何だ?
ごく一部のエリアだけで繁盛して、それは一体何になるのか?
パチンコという娯楽を手軽に楽しんで頂きたいという言葉が、軽くてチンケな飾り物に思えた。
「嘘つきが」
志を失った空っぽの自分には、もうやる気がなかった。
しかしながらこの会社には心底感謝している。
学歴もなくどうしようもなかった自分に色々な知恵や経験を与えてくれた。
カリフォルニアへチェーンストアの調査、フード業界の仕組み作りの研修。
パチンコは小売に30年遅れ、フードに10年遅れているという認識の元、様々な勉強をさせてもらった。
他には中国へ買い付けに行き国民性の違いを学習したり。
それから管理者養成学校も基礎コースより遥かに難易度の高い上級コースを受けたり、普通では経験できないことをたくさんさせてもらった。
何よりここで体験した地獄はとてつもなく強烈すぎて、これ以上に辛い職場は他にはないと思える。
ゆえにこの先どれだけ辛くても、あの地獄の日々に比べたら蚊に刺された程度の出来事でしかないと確信する。
従業員がやる気に満ちていて、礼儀礼節が素晴らしく、模範的な素晴らしい組織だった。
そんな場所で本気で本音で本腰で一心不乱に活動できた。
本当にありがとうございました。
そして2006年、35歳。12年間務めた会社を後にした。
-次回予告 パチンコ起業編-
いいオンナに必要なのは、お金と、いいオトコと、いい明智だと思う。
昨日未明、北海道胆振地方を震源とする地震が起こりました。地震により被災された方々にスタッフ一同心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早く元の生活が戻ることをお祈り申し上げます。
現在アプリ内で実施中の地域限定城めぐりにも、北海道の「函館エリア」が含まれます。この先このイベントへの参加を考えている方には十分留意頂くとともに、事前の情報収集をお願いします。
こんなタイミングとなってしまいましたが、昨日発売されたで、この『戊辰150年 義の戦跡』の連動企画として、戊辰戦争150年の記事が掲載されています。
各エリア、各スポットがわかりやすい大きな地図が見開きで見られるほか、戊辰戦争に関する読み物が7ページに渡って掲載されています。これを読めば、戊辰戦争の経緯が学べるほか、スタンプラリーの各スポットの関連性もよく分かってもらえると思います。ぜひ本屋へ走って頂ければ幸いですm(_ _)m
また、事前にアプリ内で提供をお願いしたみなさんの投稿した写真も一部記事中で使われておりますので、そちらもチェックしてみて下さい。
(もっと言うと、明智光秀や関ヶ原の記事もあるので、二度美味しいです)
ここ最近、偶然とは言え大規模な自然災害が続いています。過度な自粛はかえって良くないとも言われますが、城攻めに向かわれる際にもどうか無理のない範囲での行動をお願いできればと思います。
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明智 今日も元気だたばこがうまい
ネタバレ注意。
主人公の名前は「かな」です。
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幸村「っ…何しにきやがった、独眼竜」
幸村も馬に飛び乗り槍を振りかぶる。
「あ……っ」
刃がぶつかり合い、火花が散った。
敵兵「幸村様…っ!おのれ政宗、だまし討ちとは卑怯な手を…っ」
味方の兵「ふざけるな!先に仕掛けたのは貴様らだろう」
敵兵「何の話だ!?言いがかりはよせ」
武器を構えて対峙する周囲の兵は、両軍ともに混乱して顔を見合わせる。
(どういうこと…!?)
後方からよく見ると、幸村の率いる隊も少数で、怪我人ばかりが集まっている。
私はとっさに政宗のそばへと馬で駆け寄った。
「政宗、待って、何か変だよ!」
政宗「今いいところなんだ、邪魔はするな」
政宗の腕に鼻づらを押され、私の馬が前脚を蹴り上げる。
「きゃ…っ」
幸村「……!」
幸村が政宗の刀を弾き飛ばして、私のそばへ馬を寄せる。
幸村「っ……何やってんだよ…!?」
(幸村…っ)
私の手から手綱を奪って、幸村は馬を鎮めてくれた。
幸村「なんで……いるんだよ!?」
「っ…それは…」
動揺と怒りに燃える瞳に射抜かれ、私は確信した。
(幸村はやっぱり、だまし討ちなんて命じてない…!)
政宗「おい幸村、戦う相手を間違えてねえか?」
幸村「黙れ。この女に何かあったら八つ裂きにしてやる」
政宗「は…?」
(え……っ)
私は庇って前に出た幸村を見て、政宗も両軍の兵もきょとんと目を見開いた。
(幸村のばか…だめなのに…。嬉しいなんて思うのは間違ってるのに…)
幸村の広い背中が、胸がつぶれるくらい恋しくて、愛おしい。
「っ……政宗、話を聞いて。幸村も!」
すがりつきたい衝動を抑え込んで、私はふたりの間に割って入った。
政宗「戦場で刀も使わず話すことがあるのか?」
「ある。幸村は…私たちの敵軍は、だまし討ちなんてしてないと思う」
政宗「は…?」
幸村「おい、一体何の話してんだ」
政宗「その顔……誤魔化しじゃあなさそうだな。お前ら、刀を収めろ」
幸村「――…お前らも退け。話を聞く」
ふたりの武将に命じられ、両軍が武器を下ろして沈黙する。
政宗「お前の部下を名乗る一隊が、俺の手勢にだまし討ちをかけてきた」
幸村「は…?」
政宗「怪我人をまとめて殿を守ってた俺の家臣は、そいつらに手ひどくやられた」
幸村「バカ言うな…!休戦を申し入れといて、俺がそんな命令するわけねえだろ」
(やっぱり思った通りだ)
「それじゃ、幸村は何も知らないんだね」
幸村「ああ。俺の方もお前らと同じ状況だ。無事だった兵を先に退却させて…小隊だけ残して負傷兵を運びながら、越後へ戻るとこだった」
政宗「何だと…?」
「一体、何が起きてるの…?」
敵味方なく顔を見合わせたその時、馬が走る音が近づいてきた。
(こ、今度は何…!?)
目を凝らすと、馬上に白銀の髪がたなびいているのが見えた。
光秀「……政宗、かな!」
「光秀さん!?」
幸村「っ……明智光秀!?」
駆けつけた光秀さんを見据え、幸村が槍を構えるけれど…
光秀「待て、幸村!お前と今ここで刀をかわしている時間はない」
幸村「…どういうことだ」
政宗「光秀、なんでここに…。顕如の捜索で、戦を外れてたはずだろう」
光秀「だからだ。獲物を追ううち、ここへたどり着いた」
(え、顕如がこの戦に関係してるってこと…?)
先ほどまでとは違う緊張感が、両軍を包み込む。
「光秀さん、順を追って説明してください…!」
光秀「かなか。どうやら馬の扱いはそこそこ上達したようだな」
興味もなさそうに一瞥をくれたあと、光秀さんは辺りを見回した。
光秀「――…この戦、織田と上杉武田以外の、第三の勢力が裏で動いている」
政宗・幸村「……!」
(第三の勢力…?)
政宗「それが顕如だって言いたいのか」
光秀「そうだ」
幸村「顕如って……前に信玄様と同盟を組んでた本願寺の坊主かよ?」
光秀「ああ。寺を潰された恨みがよほど深いらしくてな、信長様の首を狙っている」
政宗「で…顕如がこの件、どう絡んでる」
光秀「奴の取り巻きをひとり、付近の狩小屋で捕えた。顕如は去ったあとだったが…その男、絞め上げたら妙なことを話し出した。信玄からの密書を捏造し、撤退する幸村軍の一隊に掴ませた、と。内容は…『幸村の進言により信玄じきじきに命を下す。撤退する織田軍の背後を追撃しろ』」
幸村「……!」
(さっき私達を襲った敵の武将が言ってたことと同じだ…!)
幸村「ふざけんじゃねえぞ…。そんな進言、誰がするかよ。だいたい、休戦を申し入れておいてだまし討ちなんて、そんな下種な策を信玄様が許すはずねえだろう!武田の名を汚すにもほどがある」
(幸村……)
幸村の肩が、屈辱のせいか震えている。
光秀「話は終わりじゃない。聞き出した策には続きがある。顕如は、だまし討ちに使った幸村の部下どもを一人残らず消すつもりだ」
幸村「何だと……!?」
「消すって、どうしてそこまで…っ」
光秀「幸村の部下どもが、偽の命で動いたという事実をもみ消すことで、彼ら単独の暴走だったと見せかける気だ。だまし討ちされた織田軍が、怒りに任せて休戦を無視し、幸村を追撃するよう仕向け…疲弊した両軍をぶつけ、死闘を演じさせようというのだろう」
(つまり……今すぐ戦を再開させようと企んでるってこと?)
政宗「なるほど。守りの兵力はをはぎ取った後で、信長様を自分の手で討つつもりか」
「そんな卑怯なことを本気で…?」
(信じられない…!)
光秀さんが冷めきった視線を、幸村に注ぐ。
光秀「生贄にされたお前の部下は今、証拠隠滅を目論む顕如の手勢に狙われている」
幸村「っ……」
光秀「俺にとっては顕如を捕える好機。お前も共に来るがいい。信長様との確執は一旦捨て置け。部下の命と主君の名誉を守りたくばな」
答えを待たず、光秀さんは馬の手綱を引いて走り出す。
幸村「――…言われるまでもねえ」
「あ…、幸村!」
幸村が飛び出して行き、政宗も同時に手綱を引いた。
-選択肢-
黙って幸村を追いかける ◎
私も、考えるより先に、黙って幸村のあとを追い駆けだしていた。
(行かないと…っ。敵か味方かなんてもう関
ない。幸村が今、窮地に立ってるなら、私にできることは全部する)
互いの部下を引き連れて、幸村、光秀さん、政宗の三人が、夜の野に馬を並べる。
私も必死に手綱をしならせついていく。
(今夜は走りっぱなしだ…。指の感覚、なくなってきた)
手のひらはマメができているし、鞍の上のお尻はカチコチだ。
それでもこの長い夜は終わるまでは止まれない。
(どうか間に合って)
幸村「…………」
光秀「……ひと足遅かったか」
たどり着いた場所には、悲惨な光景が広がっていた。
(ひどい……)
私たちを襲った幸村の部下の一隊は、すでに壊滅させられたあとだった。
幸村「…………」
「幸村、あの……、…………っ」
幸村へと伸ばしかけた手を、力なく下ろす。
(かける言葉が見つからない…)
仲間の亡骸を見渡す幸村の顔からは、表情が一切消えている。
政宗「顕如側は全員逃げたあとらしいな。坊主にしてはすばしっこい奴らだ。とはいえどのみち、光秀が気づいた時点で奴の目論みは破たんしたな」
光秀「ああ。信長様はこの報を受けたとしても、休戦の取り決めをくつがえしはしないだろう。ただし……織田軍と真田軍の合戦再開がなけえば、顕如はすぐに策略の失敗に気づく。我々の標的が、真田軍から顕如へと移るのは、相手にとっても自明の理」
政宗「ってことは……奴らも俺達にひと息つかせる気はねえってことか」
光秀「だろうな。土中に潜んでいた蛇が鎌首もたげ、堂々戦を仕掛けてくる」
(これからすぐに信長様達と顕如の戦が始まるってこと…?今日までの戦いで沢山の人が傷を負って、命を落としたのに、この仕打ち……顕如って人は、こんなに汚い手を打ってまで信長様に復讐したいの…っ?)
(あ…)
ぽつり、と雨粒が鼻先に落ちてきて頭上を見上げる。
風が雨雲を押し流してきて空を覆い、すぐに土砂降りになった。
政宗「――…弔いだ。こうなっちゃ敵も味方もねえ」
政宗が静かに告げ、部下ともども馬を下りる。
表情を凍らせたまま、幸村は政宗に頭を下げた。
幸村「――…恩に着る」
政宗「…おう」
幸村「…………」
すとんと馬を下りる幸村の背中を、雨粒が容赦なく打つ。
私もおずおずと手伝い始めながら、幸村に視線を投げた。
冷え切った横顔を見るうちに、幸村野感情が私の胸に流れ込んでくる。
途方もない哀しみが、幸村の身体の中でふくれ上がっているのがわかった。
(幸村…)
弔いを終えたあと、疲弊し切った両軍は一か所に天幕を張った。
朝が来るまで、敵も味方もなく身を寄せ合い、身体を休めることになった。
けれど……なぜか幸村は、天幕に入って来ずに姿を消した。
(幸村、どこ……?)
休む人達を起こさないよう静かに天幕を出て、野原へと向かう。
(幸村を今、ひとりにしておきたくない。私の身勝手でしかないけど…)
深紅の鎧を着た幸村は、ひとり野原にたたずんでいた。
幸村「…………」
「っ……幸村」
幸村「……。…おー」
(『おー』じゃ、ないよ…)
歩み寄って、そうっと幸村の袖を引く。
「中に入ろう…?風邪引くよ」
幸村「…ん。そうだな」
頷くけれど、幸村はその場から動かなかった。
涙の代わりのように、雨粒が幸村の頬を濡らしていく。
(私、全然わかってなかった。幸村が背負ってるものの重さも、守ろうとしてきた切実さも)
いつだったか、迷子の弥彦くんを抱き上げた幸村の笑顔。
戦の訓練をする弥彦くんのお父さんから目を逸らした時の、苦しげな沈黙。
「戦は嫌いだ。それでも守るもののために戦う」と断言した、迷いのない声…
(戦場で容赦なく槍を振るってるようにみえたけど…幸村の中身は優しさのかたまりだ。何も感じないはずがない。きっと、武器を振るうたびに幸村は苦しんでた。苦しいってことを自分で認めることもできないくらい、苦しんでたんだ)
私が感じ取れるのはせいぜい、幸村の気持ちのほんの端っこだけれど、それでも、身体がばらばらになりそうなくらい悲しかった。
(私に今、できることは……)
「幸村、こっち、向いて」
幸村「え…」
雨で冷えはじめた手を、私はそっと幸村の方へと伸ばし…
幸村「かな……?」
**********
光秀さああああん♡♡♡
光秀・政宗・幸村、なんてわたし得!!!!
光秀さんの喋り、好きなんだよな~。無駄がなくて頭が良い(←頭の悪い感想)
でも光秀さんに「順を追って説明してください!」って仕切り出したの謎で笑った。
ちょっと大人しくしててほしい。
幸村と知り合いってこと全然隠そうともしないし、
なんなら幸村もちょっと意味わかんなく主人公のこと守ろうとしだして笑う。
どっちもどっちなのかな…そうか…←
内容の重たさはすごく好き。
顕如の駒にされた幸村の部下たち、かわいそうだな…
よりによって政宗のいる隊に突撃させられて、まずそれだけで瀕死でしょ。
なのに顕如たんの部下も容赦ないし、光秀さんの調査がなければ味方にも自爆したと思われるだけの可能性あったし…
主人公が出てこないと安心するという乙ゲーユーザーの矛盾しんどいから
もうはよくっつけ!!!←