「対抗戦」という一歩を踏み出せ!
Pyeongchang Olympic
平昌五輪フィギュアで起きた タラレバ発言
当然のことながらタラレバはどの選手にもあり得ることだ。
羽生選手は自分のタラレバを語らなかった。
日本記者クラブの会見で羽生選手はぴしゃりとこのタラレバを打ち消したが
問題なのは記者が著しく公平性を欠いたこと
羽生選手の構成について肝心なことを理解していなかったことだ
それは現在の日本メディアの弱点を露呈していた
日本記者クラブでの会見でこんな応答があった
――宇野昌磨選手。羽生選手を追いかけて、フリーのジャンプは追い越そうとして
チャレンジして失敗。そういう後輩がすぐ後ろにいるのは?
羽生「僕はあの時点で勝利は確信していたので、
彼がループを本当にきれいに決めていたとしても
点差的に負けることはなかったと思います。」
❶羽生選手 317.85
❷宇野選手 306.90
その差10.95
転倒はー5のリスクがあるが転倒がなかったとしても
10.95-5=5.95
5.95点の差があることになる。
しかし片方だけタラレバを語るのは不公平というものだろう。
公平性は報道の要である
羽生選手の大きなタラレバ
それは3連続ジャンプ4T-1Lo-3Sが
成功していたらという仮説である
これは転倒どころではない大きな数字になることを
どこも報じていない
公式練習で
3連続ジャンプ4T-1Lo-3Sは練習で
何度も何度もきれいにきめていた。
それも超高難度の4S-3Tに続けてきめていたのだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
4か月振りの試合に臨む羽生選手について
一番心配されたのは体力だった。
ところが彼は疲れが出る後半に4S-3T に続き
誰もやっていない3連続に挑んだのだ
後半の「4T-1Lo-3S」
これは世界で初めて羽生選手が成功させた
4回転からの3連続ジャンプである
その基礎点は16.72
と4回転ルッツより3点以上高い
しかしコンビネーションにできず得た得点は わずか5.87点
つまり16.72-5.87=10.85
10.85点も 失ったのである。
コンビネーションジャンプのミスは
ルールにより転倒2回分のリスクを負うのだ。
223.20点を獲得し世界最高点を出した
ヘルシンキでは
どんな時も成功できる3A-1Lo-3S と 3A-2Sで戦った
今回彼は大きなリスクを承知で攻めたのだ
バルセロナのSEIMEIでは
●3A-2T 10.78 +3=13.78
●3A-1Lo-3S 14.74+2.43=17.17 合わせて30.95
2つのコンビネーションは羽生選手の失敗なしの武器だったが
更なる高みを目指すため 3A-1Lo-3S をやめ
超高難度の 4T-1Lo-3S を 取り入れたのだ
リカバリーというけれど
実況放送では4T-1Lo-3Sのミスを
3A-2T→ 3A-1Lo-3Sにリカバリーしたので
失点がなくなったかのように伝えられたが
4T-1Lo-3Sはあまりに基礎点が高く
簡単に取り戻せるものではなかった。
予定していた3A-2Tの基礎点は 10.78
実施した3Aー1Lo-3Sの基礎点は14.74
その点差は わずか3.96点なのだ。
そのうえ回避した3A-2SはGOE3を2度もとっている得意技だった
10.78-3.96=6.82
つまりあの3連続ジャンプが成功していたら
少なくともあと7点近く得点は伸びていたことになる
FS 206.17+6.82=212.99
TSS 111.68+212.99=324.67
そうなると2位との差は324.67-306.90=23.77点
という計算になる
もちろんこれは仮説である。
タラレバの計算にすぎない
しかし2人選手が真剣勝負したことに対して
片方だけの仮説を語ることは甚だ不公平だ。
少なくとも報道関係者は絶対に口にすべきではないと思う。
またTVワイドショーなどで
コメンテイターが「もし~だったら~ですよね」
とまるで不合理なことがあったかのようなニュアンスで
語るのはいかがなものか
それは全国のお茶の間に届いているのだから。
忘れてならないのは羽生選手が演技後半の高難度の挑戦
4S-3Tと4T-1Lo-3Sに果敢に挑んだことだ。
怪我を抱えてもなお彼は挑戦者だった
彼は3連続のミスについても実力だと言い訳しなかった。
ぶっつけ本番のリンクで良くやりきった本当に凄い人だ。
文系のための対抗戦入門
今週末は年に一度の教室対抗戦です。今年は東新宿の教室と併せて、参加する予定です。五人一組のチーム戦になりますので、自分の勝利だけでなく、チームの為に戦って下さいね!
さて、今日は日曜教室でした。あいにくの天気となりましたが、今日もたくさんの生徒さんにご参加頂きました。お越し下さいました皆様、ありがとうございました。
まずは今日の講義から。
S級・上級【終盤の寄せ方】
(安食先生の上級講義の様子。)
(必至の掛け方から詰め将棋まで考えてもらいました。)
(S級の生徒さんには自力で挑戦してもらいました。)
中級【必至問題に挑戦!】
(渡辺先生の中級講義の様子。)
(三手一組の必至問題に挑戦してもらいました。)
初級【相手の狙いを見破る受け】
(菅野先生の初級講義の様子。)
(相手の狙いを先回りして受ける問題でした。)
初心【飛車と角をうまく使おう!】
(藤倉の初心講義の様子。)
(一手詰めの形からどう受ければ良いかを考えてもらいました。)
今日も体験入学の生徒さんにご参加頂きました。八枚落ちでの指導対局となりましたが、竜と馬の協力でうまく攻められました。まずは10級を目指して頑張って下さい!
(おやつ休憩の一枚。講義を頑張ったご褒美です)
指導対局は四面指しを中心に。今日も認定試験の対局が中心でしたが、対局態度、内容共にとても良かったので、昇級が多かったように思います。指導の度に本気モードでお願いします!と挑戦のH君。今日も随所に工夫が見られました。六枚落ち以上で今まで本気モードに挑戦した生徒さんは、たくさんいますが、未だに勝利者はなし。普段は甘い指導の先生ですが、本気モードはかなりガチです。誰が記念すべき一号になるのでしょうか。腕自慢の生徒さんは本気モードでお願いします!と伝えた上で挑戦して下さいね
(安食先生の指導対局の様子。)
(渡辺先生の指導対局の様子。)
(菅野先生の指導対局の様子。)
(藤倉の指導対局の様子。)
今日の昇級者は5名。通常より少なめの昇級者でした。昇級した皆さん、おめでとうございます昇級が近い生徒さん、昇級したばかりの生徒さんは勉強時間を倍にして臨んで下さい!
(生徒さん達の真剣な対局の様子をご覧下さい。)
次回の教室は、6月16日が土曜教室、24日が日曜教室となっております。体験入学も引き続き募集しております。将棋を始めてみたい、有段者を目指したい、プロと指してみたい小学生の皆さんは、是非一度体験入学にお越し下さい。級認定の指導対局も行っております。皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
藤倉勇樹
【5月、6月のキャンペーン!】
5月、6月に体験入学をして頂き、ご入会頂きました生徒さんは、月謝一ヶ月分無料(5,700円)とさせていただきます。この機会をお見逃しないよう、お願い致します!
【6月以降の土曜教室の日程】
6月16日(103・104号室)23日(103・104号室)
※①6月30日(101・102号室)7月28日(103・104号室)
※②8月12日(203・204号室)
9月22日(101・102号室)29日(103・104号室)
【6月以降の日曜教室の日程】
6月24日(203号室)
※①7月15日(103・104号室)22日(103・104号室)
※②8月12日(203・204号室)
9月9日(203(号室)23日(101・102号室)
4月22日に新刊「」が発売となりました。教室の生徒さんでご希望の方は、1,500円(税込み)で揮毫してご提供をさせて頂きます。
※中学校に進級した生徒さんで希望される方は、継続していただくことが可能です。
※①7月は志木市民会館がイベント使用の為、変則日程での開催となります。お手数をおかけ致しますが、くれぐれもお間違えのないよう、お願い申し上げます。
※②第八回志木こども将棋教室記念大会は8月12日(日)で決定致しました。土曜教室、日曜教室合同で、6~7クラスに分かれての開催となります。年に一度のイベントですので、皆様のご参加をお待ち致しております。
※2017年に入り、体験入学の予約が非常に増えております。現在は土曜Bコース、日曜Aコースに在籍の生徒さんが多い状況です。
ご希望の時間で受講できない場合がございますので、お早めのご予約をお願い致します。
下線部分が変則日程となっております。志木市民会館がイベント開催のため、使用できない関係で変則日程となる場合がございます。ご了承の程、お願い申し上げます。
志木こども将棋教室の詳細は から。
の流れです。
保護者の方々から頂戴しました教室の印象はをご覧下さい。
体験入学のご予約は
または教室携帯 080-5085-9447で承っております。
(記念大会の一枚です。)
(こちらはクリスマス会の記念写真です。)
2016年11月公開の映画「」では、将棋指導の監修を務めさせて頂きました。教室の生徒さんが重要な役で出演しております。
2017年放送の「」で将棋監修を務めさせて頂きました。
2017年6月25日放送のTBS「」で紹介されました!
2017年10月1日放送のNHKのBS1「」で紹介されました!
2017年11月20日放送のテレビ東京「」で紹介されました!
2018年5月放送のテレビ埼玉「」に出演させて頂きました。
拙著『』『 』 』『 』『 』『 』「 」おかげさまで好評をいただいております。購入を希望される生徒さんは、1,200円にてご提供させていただきます。(後日お月謝と一緒にご請求させていただきます。)電子書籍もございます。