この対抗戦がすごい！！

明日から、ワールド杯ロシア大会が始まりますね。今日、「ワールドカップ出場３２か国　選手名鑑（最終版）」を購入しました。各国エントリーメンバー２３人を完全反映させたものです。

どの国が優勝かなんて、僕には予想できません。

ワールド杯の楽しみは、やはりスーパーヒーローの登場ですね。かつて、マラドーナ―が神の手や５人抜きといった離れ業を見せてくれました。

直近では、４年前のハメス・ロドリゲスでしょう。ハンサムな彼が、華麗なゴールを決めてブレークしました。

メッシ、ロナウド、ネイマールが、実力通りの活躍をし、決勝戦まで残ってくれたら、それはそれで大会は大成功でしょうね。

大会は、概ね番狂わせは起こりにくいと思います。期待された国が、GS敗退なんていう番狂わせは昨年もあり、珍しくありません。しかし、その逆はない。だいたい世間が認める国の中から優勝国が誕生すると思います。今大会も・・・。

しかし、欧州チャンピオンズリーグの映像を見てしまうと、W杯（国別対抗戦）はゲームの質としては落ちると思います。なにせ、レアルやバルサは世界選抜チームですからね。

日本の活躍に、胸を躍らせるということは、あまり期待できません。大方がGS敗退を予想する中、南アフリカ大会のようにGS突破が起こるでしょうか？

先日NHKで放送された「岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ」という番組で、岡ちゃんがこんなことを言っていました。僕には耳が痛かったです。

「どうしても日本人というのは、ファンクショナル（機能的）なこととエモーショナル（感情的）なことをごっちゃにしちゃって、こいつが監督だからこの代表は応援しないとかね、日本代表なんだからみんなで応援（しないと）、例えばアルゼンチン代表なら誰が監督でも滅茶苦茶批判するよ。だけど、代表が勝ったときはガーってみんなが喜ぶよ。だけど日本代表は、例えば俺（岡田）がやってて勝ったら喜んでいないやつがいるわけよ。チェ（舌打ち）ってね。俺のこと嫌いでも大嫌いでもいいけど、日本代表は応援するっていうふうに、なかなか日本人は、ファンクションとエモーションが被っちゃって、この機能だけではなかなか見ない、感情が入っちゃってね。　　一部省略ー　　同じ日本人なのにお前はっていう感覚がどうしても、だから日本代表の監督やるには本人が覚悟しなくちゃいけない、家族を含めて。それが出来るなら、俺は日本人がやっても全然できると思う。でも外人だったらしょうがないやって、諦める所があるわけよ。その辺が日本の文化に根差してきているから、『こいつには何も言えない』ぐらいの選手実績を残してきたやつがやるときに、本当の日本人の凄い監督が出てくるんじゃないかな。（日本人監督の場合）余計なところでエネルギー使うから」