サクッと延長
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いっぱいです。ありがとうございました。
ジョンの犬生と私たちの人生が交わったほんの7日間。
一匹のワンちゃんを看取りました。そのワンちゃんに私たちは「ジョン」と名付けました。
ガリガリで痩せてはいたものの、精悍でかっこよく、まっすぐ私を見つめる目は爛々としていました。可愛いというよりは「カッコいい」という印象の、プロットハウンド系のワンちゃんでした。
ジョンは山で保護されて、私はSNSでそれを知り、写真を見てすぐにうちで迎えたいと思いました。我が家にきた時には、すでに病に冒されていました。
血液検査の結果をみた獣医さんに言わせれば、こんな数値であれば、生きているのも辛いし痛むはず、普通の犬であれば立ち上がれないくらいだと。
それでもジョンは、ゆっくりではあるものの、庭をクンクンして歩き、自分でトイレにも行き、暑い日に玄関に入れてあげれば、家の中まで入ってくるほどの好奇心を持っていました。
賛否あるかもしれませんが、私は延命を選びませんでした。
治ることのない病に対して点滴や輸血を施して、今にも燃え尽きそうな命を奮いおこすより、自然に従って最期の日を迎える準備を整えてあげることを選びました。
ご飯を食べなくなった時。信頼のおける友人からスープのレシピをもらい、旦那が作ってあげると、それはそれは美味しそうに食べてくれました。
そんなジョンも日に日に食欲は落ちていきました。貧血もひどい状態で、歩数も減ってフラフラがひどくなってきました。それでもじっと大地に4本の手足を踏ん張り、私の手は借りまいといった気位の高さを示していました。
私の顔をじっと見つめる目は、まだ強さを宿していました。夜は玄関に寝床をこしらえ、私と主人の布団を近くへ持っていき、見守るように一緒に寝ました。その日は、霧雨注ぐ肌寒い朝でした。屋根のある車庫の横の倉庫に、ケージと毛布を置いて、ジョンをそこにそっと横たえさせました。
呼吸がゆっくり大きく吐く呼吸になり、辛そうに目を瞑る回数が増えてきました。
もう意識も朦朧としている瞬間も何度か訪れていたようです。
それでも痛みにもがくことも、唸ることもなく、静かに横になっていました。時折あたまをもたげて、倉庫と車庫の間から見える田園風景を眺めていました。
母と代わり番こでジョンのところへ行っていたのですが、お昼ご飯をとっている間に、ジョンは一人で逝ってしまいました。
ずいぶん看取れなかったことを悔やんでいましたが、気位の高いジョンだから、きっと死に目は見せたくなかったのかなと思うことにしました。
もう何日も食べていなかったのに立とうとするなんて、どれだけかっこいい奴だろう。吠えた声を聞いたことがないくらいに静かなジョン。
ついに逝ってしまった。
私にとってのこの7日間は、
短くて長くて…。
息子が初めてジョンと対面したときのこと。ジョンの体を撫でたあと、自分の手のひらを嗅いでいたので「くさい?」って聞くと「いい匂い!」「どんな匂い?」「お出汁の匂い!」と言ったのが、何だかとっても嬉しかったこと、門扉を開ける時、ケージの中から聞こえる尻尾を振る音、待ってくれる犬がいる生活を久しぶりに教えてくれたこと、忘れられない大好きで大切で温かい思い出をくれました。
短い時間でしたが、出会え、看取ることができたのは見つけて保護してくれた方、シェアしてくれた方、そして何より、病気が分かっても何も言わずに一緒に可愛がってくれた主人、そして退院して間もないのに一緒に看取ってくれた母、ジョンに頬ずりしてくれた息子がいたから。本当に感謝しかありません。
君の名前は何だったの?
君は本当は何歳だったの?
どれくらい山にいたの?
好物はなに?
君の声を聞きたかったよ。
君の笑った顔をみたかったよ。
私は若かりし君の、スマートで筋骨隆々な姿を想像します。
お顔は相変わらずハンサムで。
私は君にきっと一目惚れしたんだよ。最期にうちに来てくれてありがとう。自宅の門扉を開けるとき、ケージの中から、まだあの尻尾の音に耳をすませたい自分がいます。
残像があちこちにあるのは
とても切ないものです。
いつもブログを読んでくださる皆さん、さらにとても沢山の方々にも読んでいただき、リブログしていただけた皆様、そして多くの皆様にSNSでの拡散までいただき感謝でいっぱいです。
看取り覚悟での里親となるのは、病気や高齢の犬猫が新しい家族を見つけるのが困難といわれる以上で、それは死を目前にしたこと、死を受け入れて引き受けること、想像以上に辛いことですし、それを覚悟でのことは、ペットを迎えること以上の覚悟であって…… とても難しく、とてもとても有り難いことです。
誰だって
少しでも多くの時を過ごしたい。
少しでも長く共に生きたい。
看取りの覚悟を持たれていても、この気持ちがないわけではなく当たり前にあるものですから、1日目より2日目、2日目よりと増していく愛情、とても辛かったと思います。
それに、こんなに幸せならもっと生きたいと思ってたのはジョンくんだと思います。
だから頑張って生きたんだと思います。
時間が限りあるのならば、尚更に一緒に生きてくださった家族に感謝で一杯です、、、
自然死を選ばれたことに賛否があるようですが、これはあって当然だと思ってます。とても1つに決められるものではないと思うんです。
ですが、家族の皆さんが選ばれることがジョンくんの運命であり生き方。
それが一番なのだと思ってます。
飼い主となることは、飼い主次第。
飼い主の責任。飼い主の愛情。
最初に書かせていただきましたが、私がジョンくんならば、愛のなかで死を迎えられたことに幸せです。
ご家族の御意思を尊重しています。
合掌
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発売前のSplatoon Directで、2017年7月21日の発売から1年、つまり、2018年7月までとお伝えしていたブキやステージのアップデートを、2018年12月まで継続することになった。
こちらも詳細は…
https://t.co/TB5s9nAHa0