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お注射 暮らし・感じる・変えていく
4月25日(月)
PM13:17-
仕事に行くまで、家でゆっくりしていようとおもったのですが…..貧乏性なんですかね、時間がもったいないとおもい、5兄弟まとめて、狂犬病の【お注射】を打ってきました。
なんせ、5人ですから。
あと、パグゾウとリクがまだ未登録だったので、区役所に行って登録も済ませてきました。
鑑札も…..今年用のに貼り替えました。
注射が終わると同時に…..診察台で放尿してしまった、高橋君。
注射を打たれていることも…..わかっているのか? いないのか?
まったく、微動だにしません。
パグゾウも…..鳴き声ひとつあげませんでした。
体重はそんなに変わっていませんが、手足が長くなりましたよ。
問題は…..こいつ。
ビービー、ギャーギャー…..うるさいったら、ありゃしない。
我家にはあるまじき、情けない男の子です。
ちょっと、鍛えなくてはいけませんな。
とはいえ…..これでひと安心です。
あとは、そろそろフィラリアか…..。
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25日、手術のため、大学病院へ出かけ、13:30予定通りに麻酔前の諸検査に入った段階で、循環器科の心臓科担当の獣医師から心筋症の疑いがあり、心拍が速すぎるという指摘が、また、エコーで右腎盂の拡張がなぜだかおさまって腫れがない!尿管の石が移動して、かつ角度が傾いたため、たまっていた尿が流れて、腫れがひいたのではないか・・?
血液検査でヘマトクリットを確認すると、18%、貧血状態・・
右腎盂の拡張がおさまって腫れがひいて尿が流れているのに、腎臓数値BUNとCRE、そしてリンが高いまま・・これは、もう外科的処置を行っても、切開して石を取り出しても、腎機能は低下したままで回復しない可能性があり(蓋然といってもいいかも知れない)、この体調で全身麻酔をするリスクは高すぎるわりにリターンが低すぎる、、という執刀獣医師の判断で、急きょ手術は中止となり、以降は尿管に傾いた石を残しながら内科的治療に専念したほうが弟猫のQOL(生活の質)を保てるのではないか、という結論となりました。
手術をしないということを伝えられたとき、光を失った気がしました。
このままだと死んじゃうのでは?いいの?それで?結石が詰まって高熱が出て、苦しんでもいいの?という気持ちで思考停止・・BUN、CREの数値が高い、BUNは計測不能の140オーバー、CREも13まで上がってしまって、、、、この数値が腎臓機能のどのステータスなのか、、わかっていると本当に恐怖、、、、失う恐れにとらわれました。
ただ、先生がおっしゃることは本当によくわかります。外科的処置というのはそういうもので、何でも切ればいいというものではない、切って快復が見込めること、救命出来る場合は、速やかに手術は行われる、当然体調が絶不調の中で行われるのがほとんどですから、これは賭けに近いのかも知れません・・やってみないとわからない、やってみて、うまくいったらラッキー・・が正直なところでしょう。
それで、内科的治療で今後生きることを受け入れて、、帰宅することにしました。
ひとまず、一緒に、落ち着く家に帰ろう。あなたの場所に帰ろうね・・そしていつまで一緒にいられるかわからないけれど、出来ることは、最大で全部やるからね、あなたが苦しくない、悲しくない、いつもと同じ穏やかな気持ちで日常を続けられるように、支えるからね、、、と決意し、弟猫と約束して・・
昼過ぎから雨足が強くなり、先生のお話をお聞きして、受け入れて、家族に電話で報告して帰ろうとタクシー会社に電話するも、電話回線がいっぱいなのか全くつながらない!
スマホのバッテリーが少なくなったため、予備バッテリーで充電しつつ、電話をかけつながっても配車出来ない、という。。弟猫を受け付けの女性たちに一時お預けして、大学の外の通りに出てタクシーを直接拾うことにしました。
駅前のターミナルに行くと、10人くらいの人がタクシーを待っていましたが、待機しているタクシーは当然なく、そして戻ってくるタクシーの気配もなし。
道に出て、タクシーが通るのを待っていると一台、「迎車」でも「回送」でもないタクシーを見つけて走りました。幸い、信号待ちで止まってくれたので、ガラスを軽くたたいて、乗せて頂くことが出来ました。大学病院に戻り、弟猫を迎えに行き、タクシーに乗り込み、自宅までの25キロを走って頂きました。
心待ちにしていた手術が行われなかったこと、弟猫に生じているリスク、今後の内科治療の計画、それらが頭の中をぐるぐるとまわって、仮眠を取ろうにも興奮してとることが出来ず、自宅に到着しました。家族のほうがフレックスタイムで早く帰宅していて、食欲が低下していた弟猫の好物をいくつか買っておいてくれました。
マンションロビーまで迎えに来てくれたので、弟猫のケージを持ってもらって家に入りました。
外科担当獣医師が繰り返しておっしゃっていたことから着手しました。
「心拍、呼吸数を数えて、心拍が200を超えていたら、すぐに心臓の治療を初めて下さい。かかりつけの先生と話して、大学病院の心臓科の予約をとって下さい。」
この指示の通り、リットマン聴診器で心拍を一分測定、また呼吸数も測定しました。
弟猫は旅疲れか、長くなってリラックスして眠っていたので、そのタイミングで測定。私が二回測定し、家族が一回測定、二人の測定数値に大きな差はなかったため、私の測定数値を記録し、翌日、外科担当の獣医師へ電話で報告しました。
すると、標準値内なので、心筋症である可能性は低いですね、とのお話でした。
毎日二回、安静時に測定して記録を継続することにしました。
腎臓機能が低下すると腎臓に血液が回りにくくなるため、それを補おうと心臓が頑張って循環を高めようとし、高血圧状態になると言われています。血管と心臓に負担が大きくかかり、心拍数が速くなり、心室の壁が厚くなってしまうのです。水道の蛇口を大きく開いて、ホースに水圧がかかっているのと同じ状態です。
よって降圧剤を用いて、血管を拡張し何度も拍動しなくても少ない拍動でたくさんの血流が流れるようにしてあげる必要があります。
心筋症のリスクが高くはないことがわかり、まずはよかった。
次に、貧血。こちらは腎臓機能が低下し、造血指令が骨髄へ発信されにくくなり血液が足りなくなるという腎貧血なので、これは造血剤ホルモンと鉄剤を注射して頂いて、人工的に造血を促す処置が必要となります。大学病院の翌日は、かかりつけの病院が休診日でしたので、翌日は、弟猫に終日休養の日とさせて、木曜日朝一で造血剤を頂きにかかりつけへ行きました。ところが・・ヘマトクリットは18%だったのに、これが25.4%へ回復・・20%~が標準と言われているので、貧血状態は脱したと先生はご判断。造血剤と鉄剤のお注射はいりませんね~、このまま様子を診ましょう。ということになりました。
へ?またしばしの思考停止になりました。。
そしてサプリメント剤の鉄剤シロップを日常的に与えることにしました。これをアマゾンですぐに購入。一日二回、決まった量のシロップを舐めさせることで、貧血を予防できるのだそうで、慢性腎不全の高齢猫ちゃんたちから人気のシロップとのことでした。
あとは、とにかく、食べてもらうこと・・食欲が戻らないと衰弱して回復が遅くなってしまいます・・体重は7キロだったのが6.5キロ、500グラム減ってしまいました。人間の5キロ分ですね。
それでチュールの総合栄養
食まぐろ味を家族にたくさん買ってきてもらって、ちゅーると、いつもの腎臓サポートウェット、焼き魚(鮭の味のないもの)、また栄養価の高い液状のフードを隣町のイオンで買ってきました。
いくつもの食事を少しずつ、口に合うものを一日に何度も食べてもらうことにしました。
結石がお腹にまだあるので、これが流れて膀胱へ落ちるといいのですが・・
弟猫もお腹の違和感がわかっているのか、たくさん水を飲みます。
これは慢性腎不全が進行して多飲多尿に陥っているからでもあるのですが、弟猫は気持ちが悪かったりすると今までもお水をたくさん飲んで自分で治そうとする行動をとるので、それも一つあると思っています。
今日まで観察記録を行っていると、少しずつどうしたらいいのかがわかってきました。
熱が出ているときは、結石の角度が変わって少しおしっこの流れが悪くなって腎盂が腫れ始めている可能性がある、この場合は、抗生剤のファロペネムを飲ませて腎盂の炎症を抑えつつ、点滴で利尿を促進する。また、吐き気も出てくるので、胃酸を抑制するガスタ―(ファモチジン)や吐き気を抑えるプロナミド(この薬がなかなか良い)、膀胱炎をささやかながら防ぐトラネキサム酸をカプセルに入れて水と一緒にごっくんさせること、これで吐き気を制止し、少しでも食事が取れるようにすること、吐き戻しによる食道や口腔内の炎症を予防すること。
木を見て森を見ず、にならないように・・私と夫が看護疲れになってしまってはいけない。
目前の現象が致命となるのかどうかのリスクを把握し、致命リスクがなければ、猫にとって負担になるかどうかを考え、これを解決すること。
いつまで一緒に暮らせるかわからない・・悲観しないこと。
なぜって・・私たちだって、人間だって、明日はどうなるのか、午前中は無事でも午後はどうなるのかわからない、不確実性の中にいるはず・・
たしかに弟猫は腎不全ですが、それでも、明日はどうなるかわからない不確実性は私たちと同じ、同等。弟猫のほうが致命時期が速い、私たちのほうが遅いなど、どうして言えるのか・・
そう思ったら気持ちが軽くなりました。先々の不確実性、しかも不安に傾いた思考はやめて、目前の実現可能なことに専念することを積み上げてゆこうと思いました。
◆大好きな窓辺。この日は冷え込んだのでフリースを敷きました。
そして本日金曜日・・・ 弟猫は一日ずつ食欲を回復させて、活動量等も戻りつつあります。
気持ちがわるそうにしているときもありますが、そのような時は、ファモチジン等を飲ませて解消するようにし、かかりつけの獣医師とコミュニケーションをみつに行い、同じ方向性で治療に臨むようにすること・・・
◆体調は絶不調の時と比較して良いと言える日の表情。まだ瞳に強さがありませんが、この体勢で腰を下ろすこと、瞳には一応艶があります。
本日、鉄剤シロップが到着。カプセルに入れて飲ませてみました。水をつけてツルンと飲み込ませてごっくんしてからすぐに食べるものを与えてさらに胃の中へカプセルを落とします。
興味深いことが・・日中の弟猫の唇、肉球、鼻先のお色が貧血を発症させている状態でしろっぽかったのですが、鉄剤シロップを飲ませて数時間後、鼻先、唇、肉球の色は、ピンク色に戻っていました。効き目・・早いですね。
◆腎貧血に効果あると言われているサプリメントの鉄剤シロップ
明日はウロペーパー(尿試験紙)が届きます。比重やpH、タンパクを試験紙で毎日把握して情報蓄積していきたいと思います。
◆毎日チェック出来る項目は9項目。
比重も数値幅で把握出来るようなので、この試験紙になりました。
弟猫のことで大きな感謝は、まずは獣医師の先生方、次は、タクシーの運転手さんたち・・タクシーの運転手さんたちがいらっしゃらなかったら、弟猫と私たちは獣医師の先生方の診察自体を受けることが難しくなります。通院手段がないからです。大きな猫のケージを抱えて、公共交通機関を利用することは、他のお客さんへご迷惑になりますし、猫にとっても安全ではありません。
自分で車を所有するのがいいのかも知れませんが動物病院以外で車に乗ることはほとんどないので、タクシー利用のほうが、経済的でお金の自由度が高くなります。その分の自由を弟猫の必要な獣医療へ投じたいのです。
◆この夕刻を弟猫と家族と迎えられることの幸せ…畏れ多きことです
今日までの弟猫、私、家族の安全や幸福は、人々の支え、ご親切等をなければ実現されなかったことです。
この幸福やありがたみを「当然のこと」と慢心せず、毎日、毎瞬、畏怖と感謝で受け取り、頂いた恵み(主に情報だと思っています)をそのまま、必要とする方々と分かち合うことが出来ますように+