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※ 特別機動捜査隊 まえがき
捜査担当班の詳細については、を参照、また、(本放送)とはNETでの放送、(再放送)とは東映chでの放送を指します。出演者については配役名を略していますが、本文で書くこともあります。なお、出演者をもっと知りたいときは、で検索。
また(出演者)は、エンディングで、一列~三列で表示された男優・女優に限定しました。
【#531 わが作戦 敗れたり】
(本放送)1972年1月5日
(再放送)2016年1月7日
(脚本)横山保朗
(監督)吉川一義
(協力)無し
(協賛)無し
(捜査担当)三船班
鑑識課員(西郷昭二)、鑑識課員(田川恒夫)、
その他三船班は(備考)を参照。
(出演者)
綾野京子、向正人、金子勝美、秋元羊介、柿沢邦彦、三枝美恵子、西村良子、逗子とんぼ、
桔梗恵二郎、宮川洋一、木下ゆづ子、水村泰三、増田順司
(あらすじ・予告篇から) ※当時のナレーションをそのまま聞き写しています
白昼堂々、銀行に押し入り6千万円を強奪して逃げ去った4人組を追って、三船班の捜査が開始された。
手口、証拠品からの手がかりは、ことごとく裏をかかれ、捜査は振り出しに戻った。
数少ない目撃者から、犯人たちの足どりを追いつめた三船班は、最後の決め手となった面通しで、犯人たちを目前にして思わぬどんでん返しを食ってしまった・・・!
次回の特別機動捜査隊、「わが作戦 敗れたり」に御期待ください。
(備考)
・劇中に、特捜隊メンバー(男優名)の表記、三船主任(青木義朗)、石原刑事(吉田豊明)、
関根部長刑事(伊沢一郎)、畑野刑事(宗方勝巳)、水木刑事(水木襄)、白石刑事(白石鈴雄)、田中係長(山田禅二)、がされている。
・この当時の企業は、土曜午前中までが仕事で、土曜午後と日曜終日を休みにした「半ドン」が主流であったことに留意。また、中央競馬も、祝日に開催される代用として土日開催をしないことがあった。
・元ずうとるび・江藤博利が、少年役で登場(当時13歳)。
(視聴録)
大井競馬場近くの日東信用金庫では、土曜午後の休みを利用、タレント・かげやま京子(綾野京子)を起用した宣伝撮影中、突如としてスタッフが暴徒化、現金6千万を奪い支店長・高木(桔梗恵二郎)に怪我を負わせ、外に止めてあった車両で4人が逃走、時は12:40だった。
どうやらスタッフは芸能事務所と関係が無く、捜査に当たる三船班は遺留品から過激派の犯行をも視野に入れていた。そのさなかの14:10、パトカーが井の頭公園で盗難届が出ていた
逃走車両を発見、、三船班が駆けつけると観光旅行中の野村夫妻(増田順司、木下ゆづ子)から目撃情報を得る。14:00ごろボートに乗っていると、車両からスキー帽の男4人が出てきて別の車両に乗換えて立ち去り、その際時刻表を落としていったという。そこには、アルプス7号新宿発上諏訪行きの下り列車に赤鉛筆でマークされ、逃走経路と判断。時は16:22、三船班本隊は新宿発16:45に乗車すべく急行するも間に合わず、別動隊で八王子発17:25に向かった水木刑事、所轄の坂井刑事(宮川洋一)は乗車に成功、終点上諏訪まで監視を続ける。
三船班本隊は本庁で、アルプス7号乗車中の水木、坂井刑事、かげやま京子を見張る石原刑事、換金された札をチェックする白石刑事、各々からの連絡に対応していたが、様々な情報に振り回されている感はぬぐえなかった。そんな中、盗難車両の所有者・森島敏雄(柿沢邦彦)からいまだに連絡が無いと、所轄から報告を受けた畑野刑事は、姉・洋子(金子勝美)と暮らす森島宅を訪れることにした・・・。
当作は、時間がたつのを忘れるほど、迅速 (スピード)、科学(サイエンス)、秘密(シークレット)の3Sが上手く機能した面白い一品。途中で余計な場面があり省いた方がいいとも思いましたが、とにかく話が流れるのです。そして、真犯人が張り巡らせたフェイク、偶然に起きるフェイクもいい感じでスパイスになっており、よく一時間枠に収めたなあと感嘆しました。
吉川一義監督は、小川記正脚本との組み合わせが目立ちますが、当作の横山保朗脚本とは#451以降では初めての組み合わせ。小川記正の膨大なストーリーに慣れたせいか、手際よく横山保朗脚本を料理した感じです。粗はあるものの、傑作作品の1つといってもいいくらい。
マフラー少年(橋本成治)、メガネ少年(江藤博利)の登場も、子供と大人の言葉遣いの違いによる錯覚、さらに面通しでも子供が陥りやすい群集心理もよく考えています。また、事件の肝は、3Sのうちの科学(サイエンス)で締めるなど、観ている方からもなんとなくこいつが怪しいと思っているところに、合理的・客観的証拠が出るなど、うまくツボを押さえています。
一般社会でもよくあることですが、「あのとき、あんなことを言わなければ」というところを、解決の糸口のひとつとしているのもポイント。これは再々放送での視聴をおすすめしたいですね。
あと、事件には違いないのですが、当作では過激な場面がありながらも死者が1人も出ていません。本放送は1972年1月5日、お屠蘇気分も残っている中も考えたのでしょうね。心なしか劇中の音楽ものんびりしたものですが、半面ストーリーは流れる展開です。
このアンバランスさが、当作では大きくプラスに働いたと考えます。
追加
検証本を読んでましたら、当作は「#024 狂った時刻表」(1962年4月4日放送)のリメイクのようですね。(内容)の部分を読むと日東銀行を舞台としているので、当作で(日東信用金庫なのに)「銀行強盗」と連呼していた理由がわかりました。
ただ、#024の脚本・監督は誰かは不明で、第1回再放送でも欠番でした。当作が傑作のひとつと思うがゆえ、ぜひとも#024を発掘・放送してもらいたい、その違いを観てみたいですね。
追加(劇中の新宿発上諏訪行きの下り列車の発着時刻表:板書されたもの)
新宿・・・・・・・・・・・・・・・・・16時45分
八王子・・・・・・・・・・・・・・・17時25分
大月・・・・・・・・・・・・・・・・・18時07分
塩山・・・・・・・・・・・・・・・・・18時40分
山梨・・・・・・・・・・・・・・・・・18時47分
甲府・・・・・・・・・・・・・・・・・19時00分
小淵沢・・・・・・・・・・・・・・・19時58分
上諏訪・・・・・・・・・・・・・・・20時33分
(2017年11月30日 アメーバ?記事消失のため
複製、細部は目測対応)
(2017年12月1日 追加)
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