プッシュアップバー 緑豊かな大地とともに

 

 

 

前回の続きです。

 

私は家族からも信用をなくし、ちょっと人間関係でこじれればそれも信用されなかった。

 

社会的にも仕事はないに等しかった。社会に阻害された気分になった。

 

狭い社会の風をはじめて感じた。

 

 

 

私は、初めて自分の存在を無に還して誰も気づかれることなく存在を消してしまいたかった。

 

だが、正直その直前に立つと自分の存在が自分で見ることができ、消す勇気がなかった。

 

その勇気に私は自分の情けなさ、弱さをしみじみと感じ取った。

 

その感覚を感じ取るとすぐに、私は辛いという感覚がどういうものなのかわからなくなった。

 

そして、食料を食べることに対しても申し訳なさを感じてしまった。

 

死にゆくのに、食事をする意味が理解できなかった。

 

今思えば信用の重要性を感じる。

 

 

 

自分の体が自分の意思と相反し、消える一歩手前で均衡を保つようであった。

 

 

 

私は、死にきれない以上親や周囲の人を正直騙して生きた。

 

 

 

最初の病院の先生の一言をヒントに。

 

私は皆と同じ価値観に沿い、皆と同じ言葉を話した。

 

 

 

周囲は薬が効いたという感想を述べていた。その感想を聞くたびに平然を装う私は乱れた。体が反応してしまうのである。

 

 

 

必死にこらえ、隠し卒業論文を書き終えた。そして、式に出席することなく卒業した。

 

 

 

親は卒業していと安心していたが、私は何も変わらない。

 

 

 

それからというもの、独立することなくアルバイトで生きた。(アルバイト入社は、学生時2015年１２月)

 

そのアルバイトである日、大学して半年くらいしたあたりであろうか(２０１６年９月頃)、職場の方から「(私)どこか体悪いの？」と唐突に聞いてきた。

 

私はなんだかわからなかったが、「肝臓が少し悪いです」とかえした。

 

すると、その方は「いや、なんかOO、、、長くて覚えてないけどそんな感じで上司が心配してましたよ？」と言ってきた。

 

 

 

私の病名の頭文字２文字を言っていた。

 

いまはもう職場には同じ職場の上司もその方もいないが、そう言われびっくりしたことを覚えている。

 

私は面接の時、聞かれなかった為言ってなかったのだ。

 

私は記憶をたどれば、大学職員には職場のことは伏せていたが、ゼミの教授には不覚にもアルバイト先を行ってしまったのだ。

 

 

 

しかも、後日教授は職場の上司の名前を知っていた。

 

 

 

上司はその月に異動になった。かなり遠いところに異動になった。

 

私は９月末にそのアルバイトを辞め、実家から遠いところで働くことになった。しかし、そこも大学関係の問題が要因でやめてしまった。

 

その後も勤務につくが恐怖のあまりやめた。

 

現状が非常に困難な状況下にあるのは確かだ。

 

 

 

最近になって分かったこととして、最初のアルバイト先の上司は転勤後すぐにやめてしまったらしい。

 

 

 

話はさかのぼるが、大学卒業後にわざわざアルバイト先に病名まで伝えることに疑問を感じる。

 

 

 

そして、私は大学側に職場を伝えていない。病名を知る者は大学につながる病院で診断結果を聞いたもののみ

 

この2点の疑問を考えると、ある特定の人物が浮かび上がる。

 

私を知り、職場を知り、職場に連絡できるのはゼミの教授一人しかいない。

 

となれば、記憶を失ってから度重なる不自然に悪意が読みとれる。

 

これは客観的意見では理解できないかもしれない。感情は感情を受ける本人しか理解できないと感じるからこそ、この悪意が私本人しか理解できないのであれば、なおさら私に向けられたものと結論づけられる。

 

 

 

そして、このように病気を武器に私の人生に関与しつづけるであろう事柄に、私は平静を保つ事を辞め、行動に出ることにした。

 

それが、家族から信用をなくし自らを消そうとしたが、それを阻止した情けない勇気の意味であったと感じる。

 

その勇気があり、いま行動する事が私の生きようとする意思であり、それが私が歩まなければならない唯一の道であると言い切る。

 

私が病気に向き合わなかった事が下向きなものであり、今病気に向き合い議論し、調べ上げる事が本来の前を向くということのように感じる。

 

 

 

私は学生の頃も言ってきたが、会話とは相手と向き合って考え意見を投じ再び議論する。このように当たり前のことを言ってきた。

 

 

 

こんな恥ずかしいことは言いたくなかったが、皆私を馬鹿にしたが、会話の難しさとは心に向き合い対峙することだと思うのだ。

 

私はそれができていなかった。これこそ本当に情けないことだ。

 

 

 

議論なくして、結論は導けないと考えている。

 

 

 

未だにうやむやになっている中途半端な事柄に平静を破り、再び議論の場に持ち出す。この必要性を感じる。

 

 

 

これまでの真実。大変見苦しい限りであったと思います。

 

 

 

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

 

続きます。