健二郎 うれしいを、つぎつぎと
人生に多くのことを求める人へ、健二郎。
2月17日(土)より公開の映画『パンとバスと2度目のハツコイ』は、恋愛映画の旗手として注目を集める監督・今泉力哉が手掛ける男女のこじらせた恋愛を描いた、リアルで優しく切ないラブストーリー。
本作で映画初主演を務めるのが乃木坂46の元メンバーであり、様々な作品で女優として活躍する深川麻衣。そんな深川の初恋相手を演じるのが三代目 J Soul Brothersのパフォーマーでありながら、話題作への出演が続く山下健二郎だ。今回は初共演となる2人に、お互いの印象や、実際の初恋の思い出などを聞いてきた。
■深川麻衣、「こじらせ女子な部分は似ているなって(笑)」
ーー深川さんが演じた「ふみ」は「
深川:ふみと自分は、恋愛観は違う部分があるんですけど、どうでもいいことを考えてしまってこんがらがっちゃうところは分かるなと思いました。お仕事のことを考えすぎて夜眠れなくなっちゃうって、よくあるので。“こじらせ女子”な部分は似てるなって思いました(笑)。あとは、美術をやっていたり静岡出身という、環境も似ている部分があったので、自然に役作りに入れました。
山下:たもつの明るいところと友達想いのところは分かりました。でも、奥さんが浮気相手のもとへ行ってしまって離婚しても、なお奥さんの事を想い続ける、というのは一切共感できないです!僕はまだ結婚もしていないし、子供もいないのですが…実際にそんなことがあったら耐えられないと思うんですよね。
©2017映画「
ーーたもつはすごいですよね、ハートが強いです。
山下:そんな心がズタズタのときに初恋の人(ふみ)に会ったら、心揺らいでしまいますよね(笑)。
深川:(笑)。
山下:絶対そうですよ!
ーーそしてそんな2人(ふみ・たもつ)が今後どうなっていくのか…?という非常に良い余韻が残った作品でした。
深川:映画を撮っているときに、この2人がこの先どうなっていくのかを自分なりに考えたんです。それを山下さんに話したら、山下さんが予想する未来と全く違って、すごく面白かったです。実際に映画の中でもどうなるか分からないし、それが本当の恋愛でもそうなんだなって。
山下:そうそう、観た人によってこの後どうなるかの考えが分かれるのがこの映画の醍醐味だと思うし、それぞれの答えがあると思いました。
©2017映画「
ーー観終わったあと、いろんな意見が飛び交いそうですよね。深川さんは個人的にはたもつみたいな男性はいかがですか?
深川:誘われて山に行ったときに、好きだからやっぱりちょっと期待して行くじゃないですか。でもそこでとある一言を言われて…。私だったらすごいショックを受けると思うんです(笑)。だけど、そこって実はたもつの良いところなのかなって。器用に嘘をつく人よりも、不器用でまっすぐな人の方がずっと魅力的なのかなと思いました。
山下:そうですね、僕もたもつのそういうところはいいなって思います。
■山下健二郎は子供っぽい?「僕が一方的に喋っていました(笑)」
ーーお2人は実際には年齢が少し離れていますが、今回同級生を演じてみていかがでしたか?
山下:深川さんは大人っぽいし、落ち着いていて、現場でも「ふみ」そのもの。僕は性格も子供っぽいから、年の差は全く感じませんでした。
深川:山下さんが本当に明るい方で、誰に対しても壁がなくて場の雰囲気を明るくしてくれるので。最初に2人で撮ったシーンが居酒屋のシーンで、ふみとたもつにとっても、再会して初めてのご飯だったのですが、リラックスして楽しく撮影出来ました。
ーーカメラがまわっていない時間でも全くジェネレーションギャップは感じなかった?
山下:僕がずーっと一方的に喋っていたので(笑)。
深川:そんなことないですよ(笑)。
山下:僕、釣りが好きで「こんな大きい魚釣れてん」って見せたり。深川さんは絶対に興味ないのに聞いてくれて。
深川:いえいえ、私のお父さんも釣り大好きなんですよ!
山下:本当に聞き上手でありがたかったです。
■乃木坂46と三代目JSB、この作品を気に入りそうなメンバーは?
ーー深川さんは以前、乃木坂46に所属しており、山下さんは現役の三代目J Soul Brothersのパフォーマーですが、お互いのパフォーマンスを観たことはありましたか?
深川:観させていただいていました。パフォーマンスをされているときはすごくクールなので、お仕事をする前は、山下さんってあんまり笑わない方なのかなって思っていました。でもお会いしたら、とっても明るくて優しくて。
山下:真逆も真逆だよね(笑)。喋りたがりだし、人見知りしないし。僕は同じものを作り上げていく上で人見知りって一番邪魔だと思っているので、最初からたくさん話しちゃいます。深川さんの乃木坂46時代の映像は、この作品が決まってから色々観させていただいて、どんな事にも全力で挑んで一生懸命な所が本当に素敵だと思いましたし、実際にお会いして本当に人を包み込む優しさがあって「聖母」と呼ばれる理由もよくわかりました。人として隙がない!
深川:いえ、全然聖母じゃないんですけどね……(笑)。もう良い事ばかり言っていただいて恐縮です。
山下:現場で一切嫌な顔をしないんですよ!
深川:山下さんもしていなかったですよ。
山下:いやあ、僕は文句ばかり言ってたよ(笑)。常に深川さんに「今日の撮影はやめに終わらんかなあ」って(笑)。
ーーちなみに、乃木坂46、三代目 J Soul Brothersのメンバーでどなたかこの映画を気に入りそうですか?
山下:メンバーは……誰も観てくれなさそうだな(笑)。というか、メンバーに観られるのは恥ずかしいですね!もちろん、世の中の方々にはたくさん観ていただいたいのですが、メンバーには観られたくない…。
深川:私も「観たい」と言ってくれているメンバーはたくさんいるんですけど、恥ずかしいですね。ラブストーリーだと、とくに。生駒ちゃん(生駒里奈)が、今泉監督とドラマをやっているので(『オー・マイ・ジャンプ』)、きっと観てくれるんじゃないかなって思います。感想を聞くのが楽しみです。
ーー逆に、メンバーの作品を観ることは?
山下:岩ちゃん(岩田剛典の)『植物図鑑』とか、くすぐったい感じでした。みんなの思っている岩ちゃんはああかもしれないけど、僕たちと一緒にいるときとは全然違うかな?って(笑)。
■甘酸っぱい!2人の初恋の思い出
ーー最後に、お2人の初恋の思い出を教えてください。
深川:私は小学校一年生から六年生までずっと好きだった男の子がいて、その子が三年生のときにウサギの消しゴムをくれたんです。ウサギの消しゴムが3つケースにつまったものを。それがすっごく嬉しくて、大切にしていました。でも中学にあがったら、なぜか恋心がなくなって(笑)、友達って感じになりました。
山下:僕も小学校のときですね。実家が京都なのですが、親の仕事の関係で3年間奈良にいたんです。そのときに出会った子が初恋で、一緒に四つ葉のクローバーを探したのが思い出です。その子とは『あいつ今何してる?(テレビ朝日系)』で再会して。こないだ三代目 J Soul Brothersのライブに来てくれたんです。
深川:えー!なんか素敵な再会ですね。
山下:小学校以来だったけど、全然変わっていなかったですね。
Photography=Mayuko Yamaguchi
Interview=Ameba
映画『パンとバスと2度目のハツコイ』は、2月17日(土)より全国公開
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前日まで
ざーーっと
ちなみにこの映画
って事らしいんやけどな
画像荒!!
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