ロハスのことを考えるとデニスについて認めざるを得ない俺がいる
引き続きWorld Figure Skating No.66に掲載されていたデニス・テンのロングインタビューをお届けしますm(._.)m
-(2014年)5月にはご自身のショー「デニス・テン&フレンズ」をカザフで開催しましたね。参加スケーターへのもてなしに、とても気を配っていたと聞きました。
「自分の演技でジャンプを全力で跳びながら、「スケーターラウンジは居心地良くなってるかな」「カロリーナ(コストナー)の踵を診てもらう医者を呼ばなきゃ」「ナタリー(ペシャラ)のマッサージ師はもう来たかな」とか考えていました(笑)カザフの伝統音楽のアーティストを招いて、出演者のディナーで演奏してもらったりもしました。僕のショーにマオ(浅田真央)やダイスケ(高橋大輔)が来てくれたのは、本当に名誉なこと。マオとはロシアで一緒に練習した時期もあって大切な友人だし、ダイスケは僕にとってずっと最大のインスピレーションの源でした。母国に初めてのメダルをもたらした選手という意味でも、とても尊敬している」
「尊敬するスケーターが大勢来てくれたのに、彼らのことを終始考えずにいられるわけがありません。自分自身がショーの主役だとは全く思えなかった。スケーター達は大きなファミリーのようなもので、彼らが居心地よく過ごし、カザフの文化に触れて帰って欲しいと願っていました。ショーの後、アレクセイ(ヤグディン)とブライアン(ジュベール)が協力してくれて。子供たちのためのセミナーも開催できた。これも本当に楽しかったし、理想のスケーターが子供たちの目にどう映ったかと思うと武者震いがします。それに日本からたくさんの観客が来てくれたのも素晴らしかった。ビザの関係で来られなかった方がいたのは心を痛めています。来年は入国とかホテルのディスカウントとか、もっと上手くいくように僕からも働きかけるつもりです。カザフで快適に過ごしてもらって。僕たちの国、食べ物、文化、そしてショーを楽しんで帰って欲しいから」
-カザフ最大の都市アルマトイは、2022年の冬季オリンピック開催地に立候補しています。カザフ・オリンピック委員会のアンバサダー(ambassador=大使)を務めていますね。
「僕にとってオリンピック誘致はとても大切なことです。東京が2020年夏季に決まったばかりだから、日本の人はこの気持ちが解ると思う。決定すれば、国中が一つになることが出来ますよね。僕は2度のオリンピアンで、オリンピックがどれだけ大きなイベントか熟知しています。政治経済などを棚上げして、開催国だけでなく世界中を結びつける力がある。とくに若い世代を一変する可能性があります。いま立候補しているのは2都市だけになっていて、もう一方は以前に夏を開催した北京ですから、アルマトイになる可能性は高いと思っています。2018年は平昌、2020年は東京、2022年北京とはならないだろうから。僕らは若い国ですし、開催する能力もある。2017年にユニバーシアードを開催するから、競技場建設も既に終わっていて、それほど資金が要りません。決定したら本当にいいなと思っています」
-国際的な感覚を持ちながら、自国への貢献も大切に考えているんですね。
「国を良い方向に向けるのは、僕のような立場の人間が実際に行動することだと思っています。不平不満を言うだけで行動しない人を見てきましたけど、自分から立ち上がって実際に変化を起こそうとしなくては。僕の世代は僕みたいな人が多いですよ。ここシカゴにも留学生がいるし、海外で学んでからカザフに帰って尽力しようとしている若い世代が大勢いる。国を愛し、行動することは喜びであると同時に、自分の責務なんです。重荷を背負いすぎだと言われることもあるけど、これが僕の生き方です。そうすることでよりよい人間になることを助けてもらっていると思っています」
-さきほど高橋大輔選手のお話が出ましたが、彼の引退にあたり、どんな思いがありますか
「彼を初めて見たのは、モスクワで開催された2005年の世界選手権でした。4回転に苦心していたけど、予選とSPは完璧だった。僕はほんの子供で、彼の練習を全部見に行ったんです。ダイスケの滑り方にはすごく惹きつけられました。柔らかくて、自由に滑っている感じがした。初めてちゃんと会ったのは2006年に(サンクト)ペテルブルグで開かれたGPファイナルでした。ダイスケはものすごく具合が悪くて、フリーを何とか滑り終えたという感じでした。僕はちょうどクッキーを持っていたので、彼にプレゼントしたんです。彼は覚えていないと思うけれど。でも初めて彼の横に立ったことを今でも昨日のことのように覚えています。それ以来、素晴らしい思い出がたくさんある」
「彼は進歩を止めないスケーター。毎回、これ以上良くなりようがないと思っても、次はさらに良い演技を見せてくれる。ヒップホップの「白鳥の湖」を見たとき、フィギュアスケート史上で最もクールなプログラムで、これを超えるものは出てこないだろうと思った。そうしたら次は「eye」と「道」。次が「マンボ」。まだ行くのか!という感じで、毎年そ
前年を超えるものを見せ続けてくれた。試合で一緒になれば必ずダイスケの滑りを見たし、自分のロールモデルだと思っていました。恥ずかしくてろくに挨拶もできなかったのに、だんだん仲良くなれたのは光栄でした」
「引退のニュースを聞いて、まず送ったメールにはこんなふうに書いたんです。「これからは人生を思い切り楽しんで!」って。これまではプレッシャーにさらされてきたし、達成すべき目標はすべてやり遂げてきたんだから。本当にこれからは楽しんで欲しいと思います。フィギュアスケート界の人たちも、日本の人たちも、ダイスケが成し遂げた功績を決して忘れるべきではありません。僕は彼への尊敬の心をこれからも持ち続けます」
(取材・文:編集部)Text by World Figure Skating (Skate America Oc23-26,2014 Chicago City) m(._.)m
如何でしたでしょうか。これで、あまりデニスのことを知らない方々には優れたスケーターというだけではなく、彼が如何に重責を背負い戦い続けてきたか、どれほどの人格者であったかがお解り戴けたのではないかと思います。もう、彼の演技をこれ以上見ることが出来ないのが本当に切ないですが、これを機に彼のスケートの素晴らしさを見直すきっかけにして頂ければ幸いです。私もフィギュアスケートを見続ける限り、彼への尊敬の心をこれからも持ち続けます次回(から)は彼と大輔さんの名作を振り返ります。たぶん1回じゃ足りないと思うので数回に分けてお届けすることになると思います。お楽しみ頂ければ幸いです
今回も長々とお読み戴いて、ありがとうございましたm(._.)m
デニスの人気商品はどれ?今週も人気・新作商品を入れ替え致しました
デニス 自分の夢に、嘘はつけない。
ネタばれになりますので、気になる方は読まないでください。
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この度はご利用いただきありがとうございます。
先般お申し込みいただきましたチケットにつきまして、
厳正なる抽選を行った結果、残念ながら今回はチケットをご用意することができませんでした。
またのご利用をお待ちしております。
・・・との結果を繰り返し、、、
どんな徳を積んだら当たるのか、家や車は無理だからおにぎりか?と神頼みも併用するしかないと思っていたこの頃だったのですが・・。
ついに!再販で獲れました!奇跡!
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予約完了のお知らせ
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この度はご利用いただきありがとうございます。
下記内容にて、お客様のご予約を承りました。
引取期間内にローソン・ミニストップ店頭『Loppi』にて操作のうえ、
代金をお支払いいただき、チケットをお引き取りください。
茨城公演、笠松運動公園アイススケート場!初日昼公演!
ありがとう!
おめでとう私!
夢じゃないかしらん。
前の日はなかなか眠れなかった。
まさに遠足の前日のように。
当日快晴だったのに折り畳み傘まで持って来てしまった(笑)
シャトルバスも発表された案内より増便してくれていたと思う。スムーズ。みんなにこにこ。
バス停から会場まで少し歩くのですが「茨城ゆめ国体・ゆめ大会」のジャケットを着た職員の方が先導してくださり、この親切さが真央ちゃんのイベントらしさに重なって、ほんとに何もかも素晴らしかった。
トイレも最初、一ヶ所だったのが二ヶ所になったし、細やかな心配りが嬉しかった。
茨城県庁で浅田真央展を主催してくださったいきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会実行委員会の運営に、展示会でのグッズ販売の一部が寄付されたというのを会場で渡されたパンフ(茨城国体・大会 広報誌)で読んで、もしかしてこのショーのグッズ売り上げも何かの役に立つかもと思い、はりきって買いました。
プログラム、Tシャツ、バナータオル、ブランケット、お菓子(コアラのマーチといちごつみwith真央サンクスツアーチャーム付き)
はい、プログラムの表と裏を見せたかっただけです。
どれも真央ちゃんらしさ全開。バナーとブランケットの色、2色あって迷ったわ~。
今まで行ったどのアイスショーとも違う。
それはこんな低料金でこんないいものを観せてもらっていいのか?という感激からも来ていると思う。
私の前の人は前のめりだったけど「アイスショーに来たことがない人にも来てほしい」という真央ちゃんの気持ちがわかるので、全然気にならない。むしろ「わかる~!なるよね前のめり!」って、もう前のめりさえ愛しい(笑)
それに段差がいいのか、そんなに邪魔に思わない。
小さい箱なので、3階席でもFaOI幕張のSS前列クラスと同等の近さ。しかも全方位はずれなし。
赤ちゃんも泣いていたけど、むしろ「ご家族の方大丈夫かな、ショー観られているかな」って気になった。赤ちゃんの声は曲が鳴れば聞こえないので観ている方は全然OKなんです。
とにかく、会場を包む空気が温かい。温度は寒かったけど、温かい(笑)
で、スタオベしないアイスショー、初めて(笑)
どれも素晴らしくて、全部ひとまとまりで、構成に流れがあって、それをスタオベなんかで乱せないんです。
夢中で観ていて、会場中、心で全演目スタオベしてる・・・そういう感じ。
進行もよく考えられていて・・・。
最初のスクリーン観て、もう泣いた。
そして舞ちゃんと真央ちゃんが、いばらきについて漫才みたいな掛け合いで地元のお客さんをなごませた後、ショーでの楽しみ方を手ほどき。
ヒューヒュー言ったり、拍手したりしていいんだよって、川原星さんと橋本誠也さんが加わってデモンストレーションで練習。
もうここで、会場はひとつになる。
始まりは『This Little Light of Mine』 (私のこの小さな光)で真央ちゃんが祈るように滑り出す。
このゴスペル曲の歌詞の元は新約聖書マタイによる福音書5章「あなたの光を人々の前で輝かせなさい」
黒の布に顔まですっぽり覆われていても、真央ちゃんの際立った美しい動きははっきりわかる。
引退の時、現役時代のフィギュアスケートのイメージは黒、みたいなことを言ってなかったっけ、「いろんな色が混ざりあって黒」って。
黒は意外だったけど、大人の塗り絵をしている真央ちゃんらしいな、って思った、そして、表面には出してなくても、いろいろあったんだろうなと。
そんなことを思いながら始まったショー・・・、
神様、ここに来させてくださって、ありがとうございます。
私は真央ちゃんの光に照らされて、幸せです。
これから一生、幸せに生きていけます、何があっても・・・、、、って気持ちになる。
『スマイル』で順次、全キャスト登場してくる。キラキラ衣装がまばゆい。いやがおうにも盛り上がる期待感。幸福感。
ソチのEX練習、思い出すな~。あの時も、みんな真央ちゃんを取り合って楽しそうだった。
『シェヘラザード』で優雅な舞ちゃん。きれい~。
『踊るリ
ツの夜』で底抜けに愉快な真央ちゃん。可愛い
『素敵なあなた』で男性キャストはここぞとばかり自己アピール、それをからかって軽くあしらい(笑)
選ばれたのは無良さん。真央ちゃんが膝の上にちょこんと乗ったよ。
素敵過ぎるあなた。
『月の光~Somewhere Over the Rainbow ~』
ここで、舞ちゃんを中心に、林渚さん、ガンスフ・マラル・エレデンさん、山本まりさん、川内理紗さんが、月に見立てた球体→青空模様の傘→虹の布を持って舞うんですが、、、涙出てきた。
なんでかわかんない。わかんないけど、、、泣いてた。…
・・・この流れからの『チェロ・スイート』でした・・・もう号泣。
私はチェロ・スイートが好きなんです。真央ちゃんのプログラムの中で一番好きかもしれない。
このプログラム観ると、万感胸に迫るんですよ。
当時のこと、いろんなこと、思い出して・・・。
私の中の真央ちゃんのイメージがそのままストレートに結晶すると、チェロ・スイートになる感じ。まるきり全部。本当に、愛しい大事にしたいプログラム。胸の奥に ぽっ と灯っているプログラム。
『ポル・ウナ・カベサ』も男性キャスト全員にかしづかれる(ようにしか見えない)舞ちゃんがかっこよくてさ~。
『仮面舞踏会』も男性、女性キャスト4組で、本当の舞踏会みたい。幼い頃夢見た、リアルシンデレラの世界ですよ。翻るドレスの裾、燕尾服・・・はわ~。
そして『蝶々夫人』真央ちゃんの愛する人を一途に思う苦悩が伸ばした手や全身に表れていて、、、真央ちゃんを苦しめないで!エルニ!ってなる(スミマセン)
ざわつく心のまま、『鐘』に突入。このおどろおどろしい不安を増す音楽に対抗できるのは無良さんしかいない!ってなったところで特大3Aですよ。圧倒的な無良パワーに、心の鐘が打たれて全身に鳴り響く。
そして『ジュピター』日本語歌詞:真央ちゃん
命の限り 希望 胸に
未来への光を 輝かせよう
真央ちゃん除く女性キャスト全員で滑る、もう大好きよ。真央チームの皆さん。
『リチュアルダンス黒』
男性キャストとの真央ちゃんの黒い鳥の魔術の動きがすごい。
『リチュアルダンス赤』
早着替え鮮やかに、女性キャストとのしなやかな踊り。自信に満ちた力強さ。
真央ちゃんのプログラムってストーリーがいくらでも膨らむ。
それは真央ちゃんの中にもたくさんストーリーがあるからだろう。
それをすごくいい形で、観せてもらってる。
そして、男性キャストリレーによるラフマニノフ『ピアノコンチェルト2番』
連携プレーで、次々手を合わせてバトンタッチしていく、無良さんから受け取った真央ちゃん、
3Lo+2Lo+2Lo、よしっ!
渾身のステップ、ソチの時と同じ・・・、手拍子しながら泣いた。
真央ちゃん、ありがとう。
こんなこと、経験できると思ってなかったよ。
会場が一つになっていた。ソチを思いながら。
その中にいられて、幸せでした。
『愛は翼に乗って』みんなで心を込めて
そして、真央ちゃんは、観客とキャスト両方へ感謝を込めていた。
スクリーンを観て、サンクスツアーの仲間と本当にいい旅をしているんだなあと思った。
真央ちゃんだからできたと思う。
ツアーのメンバーの皆さんも、ありがとう。
どうか、怪我に気をつけて。
私も、またチケットが獲れたら行くから。
何度でも観たいよ。いろんな席で観たい。
サンクスツアーが終わるともう観られなくなるこのプログラムたち、そして大好きなチェロ・スイートを目に焼き付けるために。
出演者の皆さんはもちろん、照明、衣装、構成、音響、どれをとっても一流の素晴らしいショーでした。
今までの真央ちゃん・舞ちゃん、無良さんの全てがこのサンクスツアーに詰まってる、ザ・アイス他での経験、知恵も全て。
信頼するかけがえのないツアーメンバーと支え合って、皆でいちから創り上げた、この仲間だからできた新しいアイスショー、、、私も感謝を届けたい。スケーターの皆さん、関係者、スポンサーの方々に。
そして、真央ちゃんが、デニス・テン&フレンズのアイスショーに招待されて、テンさんがカザフの人に喜んでもらうために一人で低価格のアイスショーを立ち上げ、友達と共に企画、運営、広報しているのを目の当たりにしたことも、このサンクスツアーを思いつく後押しになったのではないかと思う──テンさんの月命日なのでした。
フランス革命からの視点で読み解くデニス
マインドマップでデニスを徹底分析
そこそこ近くに住んでいますが、なにげに人生初の井の頭公園。吉祥寺駅から行ったけど行くまでの道もオシャレですねえ。引っ越し先の候補に入れよう。
色んな国のブースが出ていて万博を思い出します。こちらはパラグアイの刺繍だそうです。
アフガニスタンの民族衣装着てるキティちゃんかわいい。
アフガニスタンの民族衣装は万博の頃からとても興味があり…いつか欲しい。
そしてまさかのカザフスタンブース発見!でも団体名がカザフスタン関係なさそうなので尋ねてみたら、主催側からこの国を担当してと割り振られているそうです。なるほどそうやって国のバリエーションを増やしているのか。
シャシリクも焼きました。出演終わってからいただいたけど、美味いー!
出店者のステージはこんな小ぢんまりしたところ。キルギスステージはDJ Wodkaさんのミキシングをバックに、歌とコムズ演奏の2部構成。
後半のコムズ演奏は元JICAボランティアと、日本に住むキルギス人コムズ奏者のお弟子さんのチーム(去年は師匠も参加したそうだけど、今年は残念ながら里帰り中)。コムズ歴5年のなほちゃんの神演奏すごかった(動画NGですごめんなさい)。やはりコムズはアクロバットができるとカッコいいですね。
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