デニス 毎日の、毎日が、変わる。

デニス 毎日の、毎日が、変わる。

はじめてのデニス

すいつも閲覧くださりありがとうございます。

ここ2日、切なく悲しい記事ばかり書いていたにも関わらず、多数の方に読んでいただけて光栄です。

いつも読んでくださっている方も、そのときたまたま見てくださった方も本当にありがとうございます。こんな時がやってくるとは思いませんでした。

先日、レブロン・ジェームズの移籍の記事の時に3,000アクセスを超え、その時に「後にも先にもこんなアクセス数をもらうことは無いだろう」って書いたのですが、昨日は見てびっくり。

初めて10,000アクセスを超えました。それだけ世間が注目したトレードだった。

これまでメディアでもあまり取りだたされることの無かったラプターズの名前は

極悪のイメージのついたトレード劇で有名になり、哀れむ言葉でデローザンを形容され

なんだか違う形で・・・理想とは違う形でこれまでよりも有名になってしまった。

本当はこんな悲しいことは無いんです。

でも、本当にデローザンは可哀想だった。あの子をずっと見て来た私にはとても受けとめきれないような仕打ちを受けた。ラプターズが、トレードをしないなんて言っていなければ、これほどまでに反響は無かったのかもしれないけれど。

ーパスカル・シアカムより

Deeebooo!! By far one of the coolest dude I ever met and one of my personal favorite players ever! Definitely learned a lot from you bro. Goodluck in your new journey! Toronto legend @DeMar_DeRozan

親愛 なるディーポ(デローザン)!!僕が今まで出逢ったクールな男、そして個人的に大好きな選手として圧倒的だよ。間違いなく貴方から多くを学んだよ。Bro。これからの新しい旅に Goodluck! トロントのレジェンド、デマー・デローザンへ

考えてみれば、レブロンのレイカーズへの移籍が始まりだった。

あれが無ければ、レナードの引受先はレイカーズになっただろう。

そうやってたどって行くと、トロントの市民がレブロンが去ったことを小躍りしてはしゃいでいたが

その余波は最終的に最愛の選手を奪われるという形の結末をよんだ。

こんな最悪な、こんな無情な、こんな悲しいことは無い。

デローザンの今の様子が分からないことも非常に心配です。

精神的に不安定な彼が、ちゃんと自分を保って行けるのかとても心配。

NBAって怖いところだよ。ビジネスで人を壊してしまうかもしれないんだから。

でも、デローザン負けないで。私たちファンはずっと貴方を応援する。

他のチームのファンの中にも、これから貴方を支持する人が増える。

まだまだ旅は終わりじゃない。夢を叶える場所がトロントではなくなってしまったけど・・・

彼のTwitterの紹介文にあった“Living my dream in Toronto”が削除されていた。

トロントは彼にとって悪の都市になってしまうのだろうか。そうならないで欲しい。

彼にとっての第2の故郷であって欲しい。ああ、書いていてまた滝涙。。。

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ここから本題です。

さて、出だしからくらい感じになってしまいましたが、今回はその関連の記事ではありません。

レナード-デローザン事件ですっかり薄い感じになってしまいましたが

こちらも注目の高かったカーメロ・アンソニーに動きが。

と、いっても、今回は最終着地点ではないですね。トレード後にウェイブ予定ですから。

3チームがトレードに絡んでいるようですね。ちょっと長い記事ですがまず読んでみます。

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Anthony To Hawks, Schroder To Thunder In Three-Team Trade

3チーム間トレードでアンソニーはホークス、シュルーダーはサンダー

カーメロ・アンソニーと2022年のプロテクト付1stラウンド指名権をアトランタへ送るトレードについてサンダーとホークスは契約合意に達した、とESPNのエイドリアン・ウジャロースキーは報告している。ウジャロースキーによれば、オクラホマシティ・サンダーはこの取引の中でデニス・シュルーダーを獲得する。ESPNのロイス・ヤングはこの取引の2022年の1stラウンド指名権は1-14位のプロテクトがかかっているとのことだ。もし’22年に譲渡されない限り、2つの2ndラウンド指名権に変わるかもしれない。

The Atlanta Journal-ConstitutionのChris Vivlamoreによると、シクサーズもまたこのトレードに関与されることになる。彼のTweetではシクサーズがアトランタからマイク・マスカラを獲得し、ジャスティン・アンダーソンをホークスへ送る。また、シクサーズはティ
テー・ルワウをオクラホマシティへ送るようである
とVivlamoreは付け加えている。

彼を獲得すると、ホークスはアンソニーをウェイブする、とウジャロースキーは付け加えている。彼はウェイブをクリアすると、このベテランフォワードは解放され、(獲得を考える)新しいチームがあればどこでも加入することができる。そしてロケッツは彼が最終的に加入するチームとして強力な最有力候補のままになる。

今週初め、アンソニー、シュルーダー、マスカラを含んだホークスとサンダーの間の話し合いについての噂を聞いていたので、2つのチームが共通点を見つけることができたようだ。関係する3つのチームのそれぞれが取引でどのような状況になるかは以下の通りである。

オクラホマシティ・サンダー

サンダーからアンソニーと別々の道を進むことを意図した単語が発表されてから2週間近く経っているが、チームは彼を完全にウェイブすることに抵抗した。そうすることで、$ 27.93MMのキャップを$ 9.31MMに減らし、2018/19年のクラブのラグジュアリーTAXを大幅に削減することができたが、今後2年間に$ 9.31MM相当のデッドマネーキャップヒットを追加することになる。

アンソニーと将来のプロテクト対象の指名権を交換し、シュルーダーとルワウを獲得することで、サンダーは2018/19チームの給与と予定TAXを大幅に削減し、シュルーダーの獲得は生産的なポイントガードの追加になる。昨シーズンに平均19.4 PPG、6.2 APGを記録した24歳の彼は、以前オクラホマシティでレジー・ジャクソンがしていたものと同様の役割を果たすと考えられる。

ウジャロースキーによると、サンダーのGM であるサム・プレスティとビリー・ドノバンHCは、取引が合意される前にシュルーダーと話す許可を与えられ、プレスティとドノバンバンはどちらもフィット感について“夢中になっていた”とのことである。オクラホマシティはスピードのあるボールハンドラーを求めていた。

それでも、シュルーダーがトレードで利用可能になった理由がある。コート内では彼のショットとディフェンス、そしてコート外では性格と法的問題の懸念がある。シュルーダーは、昨年9月に軽犯罪で逮捕されており、3月にジョージア当局が重傷を負わせた罪で起訴することを勧告した。彼はその事件が解決されたとき、チームおよび/またはリーグからの規律に直面するだろうが、サンダーはより深刻な判決を避けるために彼を囲うようである。

(中略)

アトランタ・ホークス

ホークスはシュルーダーの移籍決定のためにオフシーズンの多くを費やした。そしてトレイ・ヤングをドラフトし、ジェレミー・リンを獲得したことで、アトランタの元スターターのポイントガードをさらに消耗させることを決定した。シュルーダーは堅実な生産にもかかわらず、上に詳述したように、コートのオン・オフでの問題をたくさん持っていた。

アトランタは本即時の助けを得ることはできないが、クラブはシュルーダーののこり3年間のキャップを抹消することで将来のキャップの柔軟性を生み出す。アンソニーとアンダーソンの両方が期限切れの契約をしており、カーメロはまもなくウェイブされる。ウジャロースキーによると彼はホークスから完全な$ 27.93MM給料を得るだろう。これは、取引完了前に確かに合意された。アンソニーは自由貿易協定を締結しており、アトランタがバイアウトでお金を返済するように頼んだとしたら、これを拒否することができた。

ホークスはまた、2022年の1stラウンド指名権を獲得し、オクラホマシティが22年のプレーオフチームである限り、彼らはそれを受け取ることができる – そうでなければ、2人の2ndラウンド指名権になるだろう。

フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

この契約の中でのシクサーズの関与は意味がないように見えるかもしれないが、それはフィラデルフィアのビジネスのすばらしさである。マスカラについては、チームはアウトショットをノックダウンできるビッグマンを獲得することになるだろう – 彼はキャリア平均37.8%の3Pシューターであり、2017/18シーズンには1試合あたり1.2本のキャリアベストを記録した。

シクサーズは、オフシーズンの早い段階でその役割にフィットしそうな選手であるネマニャ・ビエリツァとの契約に近づいたがビエリツァはチームとの契約を中止し、フィラデルフィアはその代わりを探していた。マスカラは堅実なフォールバック計画であり、期限切れの契約を結んでいるため、チームの将来のキャップの柔軟性を損なうことはない。

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マスカラを獲得するために、シクサーズはアンダーソンとルワウという2018/19シーズンにチームのための定期的なローテーションの役割を持つことは考えられなかったプレーヤーのペアを手放すだけでよかった。チームは16人の選手を契約していたが、依然としてドラフト・アンド・スタッシュの見込であるジョナ・ボールデンを引き継ぐことを検討していると考えられていたため、シクサーズがロスターのだぶつきをクリアするのに役立つだろう。この契約によってNBA契約としては15人の選手に戻っている。この中にボールデンや2018年の2nd指名選手のシェイク・ミルトンは含まれていない。

原文:HOOPSRUMORS 2018.7.19(現地)

Anthony To Hawks, Schroder To Thunder In Three-Team Trade

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↓こう書かれているTwitterもちょいちょい見かける訳ですが、特段ホークスに行くという訳ではないですからね。一旦給与処分に使われるだけと言うか。形上、一旦引き受けてもらうと言うか。ホークスではすぐにウェイブになるはずです。

これでさらにロケッツへの加入が近くなった感じのメロ。

ちなみに受け手となるであろうロケッツは、今ライアン・アンダーソンのトレードを模索中。

だろうね。だってアリーザよりもお荷物になってる感じあるから。

どうも交渉先はキングス。これが成立するかどうかは大きな影響がありそうだけど。

↓これだね。

ちなみに、この3チーム間のトレードは、完了するのに(オフィシャルになるのに)しばらく時間がかかりそうです。キャップの問題でその他の選手のウェイブやらなんやら調整が必要だそうです。

それについての詳細はまだちょっと読めていないですが、遅かれ早かれカーメロの行き先は決まることでしょう。

一応いまのところロケッツかヒートになる様子で、可能性はロケッツの方が高いとか。

こう見るとカーメロもいろんなチームを渡り歩きそうだね。

数年前まで、こんな給与処分に使われる選手では絶対なかったと思うけれど。はかないもんだよ。

だからこそ、選手たちには貴重に思われているうちにしっかり花を咲かせてもらいたい。

それが望む場所であってもそうでなくても。後悔のないように頑張ってもらいたいね。

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。

デニスよさらば!

20日の金曜日、会社の帰りにカザフスタン大使館にデニス追悼の献花と記帳をしに行ってきました。デニスにお別れと感謝を伝えるためです。

わしは高橋大輔ファンであって、デニス・テンのファンではありません。もちろん、好きなスケーターの一人ではありますが、大ちゃんみたいに、一挙手一投足を追っていたわけではないので知らないことだらけです。
それでも、デニスが若くして、カザフスタンの英雄で、国民に愛されていて、国のフィギュアスケート発展のために基金を作ったりして尽力していることは知っているし、彼がスケオタから「殿下」と呼ばれて親しみと尊敬を集めていることも知っています。
また、彼が2014年、ソチ後で休養中の大ちゃんを、カザフでのショーに真央ちゃんとともに招いたときは、ああ、この人は大ちゃんがスケートに疲れて離れてしまわないよう、スケートに引きとめようとしているな、勘がいい人なのだなと感心したものです。
その後二年連続で大ちゃんのXOIに出演してくれたこともあって、彼の演技を直接見ることも多くなり、彼のスケートが好きになっていたし、彼がショーの合間とかSNSでみせる優しさとかユーモアとか知性はヒシヒシと感じていました。

なので、彼が2016年の世界選手権のとき、一人の選手の虚言癖のスケープゴートとなり、日本で悪者扱いされてズタズタに傷つけられたあの不幸な出来事の時は、さすがに心が怒りと悲しみでいっぱいになりました。それ以来、わしはその選手に対しても、デニスに罵詈雑言を浴びせたその選手のファンに対しても嫌悪感しかありません。
今思えば、練習中にイライラして「それはねえだろ、お前!」と声を荒らげてしまったあの選手が、わざわざ「あれはたぶん故意だと思う」と記者に伝えたのは、自分の失態を正当化するために思いついた事であろうことは、小学生の気持ちになって考えればわかることです。

デニスはただただ運が悪かった。あの2015-2016のシーズン、彼は怪我もあって、結果を出せない試合も多かったし、四大陸選手権は欠場していた。そしてあの選手とそのシーズンに一緒に戦ったのは、実は世界選手権が最初だったのだ。万全ではないデニスは自分のことにいっぱいいっぱいで、他の選手を見る余裕もなかったろうし、他人の演技軌道など考えてもいなかっただろう(それが不注意といえば不注意かもしれない)。そこに練習で調子が出ずに熱り立ったあの選手とのニアミスがあった(ぶつかったって思い込んでる人いるけど、ぶつかってもないし、誰も怪我してません)。

ただそれだけのことだった、事実は。しかし、物事を複雑にするのはいつも人間の感情。

デニスは、たまたまそこにいたせいで、感情のターゲットになってしまったのだ。
(拙ブログ:)
(タチアナ・フレイドさんの記事:)

NEW 上記記事の和訳をされたブログ:

(カザフでの記事:)

手裏剣

そしてデニスのもう一つの不運が、今回の犯人と出くわしてしまったこと。犯人がミラーを盗んで去ったあとに到着していれば、命を落とすことはなかった。ただの盗難被害で済んだのだ。
デニスにはなんの落ち度もない。生き死には運命だから、避けることができないのはわかっているが、25歳という年齢を考えたとき、あまりにもやるせない。

彼の追悼をするにあたり、なぜあの世界選手権でのことを蒸し返すのだと思う人がいるだろう。その人たちにとっては、終わったことであり、自分たちが見せた悪魔の部分にスポットライトを当てて欲しくないのだろう。

だけど、実際には終わったことではないのだ。
デニスと家族ぐるみで親交のあった、は、自身のインスタでデニスへの追悼メッセージを動画で上げているが、その中で、「I also want to address f***g idiots who are writing bul***t about Ten on social media(そしてソーシャルメディアでテンについてでたらめを書いている馬鹿なやつらに向けても言わせてもらいたい)」とロシア語でぶちまけており、未だにデニスがSNS界隈で誹謗中傷を受けていたことが伺えるのだ。
(英訳はからお借りしました。元のインスタ動画は)

すべてのきっかけは2016年の世界選手権でした。25年の人生の最後の二年間弱を、いわれのない攻撃と中傷にさらされることになってしまった。その震源地は日本です。それで、彼の死に際して、それに触れるなというほうが無理だ。ここは日本なのだから。なかったことにはできない。
もしデニスがこれからも長生きして、40歳、50歳、となったときに振り返ることができたら、数ある不運の一つとして思い出すことができたかもしれない。わしらだって、それぐらい後になれば忘れていたかもしれない。でも現実の彼は、25歳で人生を終えてしまった。

彼の名誉は傷つけられたままで、日本での一般的なイメージは、あの選手を妨害した人。
それがよくわかるのがこちらの記事。最初の2ページまでは一見、丁寧にデニスを追っている内容なのだけど、最後の3ページが酷い。

ここでは巧妙に、あの選手が「故意だと思う」という決定打を打ったことには触れておらず、和解したことを強調して、「彼の妨害が故意だったのかどうか、真実を知っているのは今となっては神仏のみだ。」と、故意であった可能性があることを仄めかし、「当時激怒したファンたちも、どうか許してあげて欲しいと思う。」と書き添えて、ファンの激怒を当然のことと肯定して、結局デニスが許しを乞う立場だと印象づけている。
明らかにあの選手にへつらった内容だが、この記事を書いた田村明子さんに限らず、日本のマスコミのスタンスはこれと大差ない。

デニスの母国カザフスタンでは、追悼集会が行なわれたり、大々的な市民葬が行われた。日本も含め、在外のカザフスタン大使館では、献花台が設置されて、多くのファンが花を手向けた。数多くのフィギュアスケート選手やプロスケーターたちが追悼メッセージを発信した。デニスは愛されていたのだ。尊敬されて
たのだ。彼はいずれ何かしら国の要職についてもおかしくないほどの信頼と責任感があった。あの若さで。

でも彼は死んでしまった。

それが例え身内でも、親友でも、恋人でも、その思い出は、いずれわしらの記憶からは薄れていきます。だから、記憶の鮮明な今のうちに、デニスのことを思い出しておこうと思うのです。彼がいたから、彼が大ちゃんを呼んでくれたから、海外に関しては出不精のわしがカザフスタンに行くことになったのだし、彼はある意味、国の大使だったのだと思います。彼はそうやって、人に何かしらの影響を与えたり、人の背中を押したりしてくれるような、不思議な力を持っていたのではないかなという気がします。

彼の経歴やエピソード、プログラムの一つ一つについては、ファンの方がすでに語られていると思うので、わしは、自分が直接彼の演技を見た、ショーでの思い出を残しておこうと思います。

手裏剣  手裏剣  手裏剣

わしが生のデニスを見たのは、高橋大輔を見に行ったときなので、わしの中では二人はセットです。なので今日は、わしの思い出の中の、大ちゃんと一緒の時のデニスを振り返りたいと思います。

2014年、カザフスタンでのDenis Ten & Friends には大まおを追ってわざわざ見に行きました。
今まで日本で見ていたショーよりも、楽しく、生演奏のクオリティーとかも高くて、主催したデニスの工夫や努力が見られるショーでした。各スケーターの出演交渉もデニスが自分でしていたらしいと後で聞いて、驚きました。ショーの最後にホストとして登場したデニスの堂々としたスピーチや振る舞いに、とても20歳の若者には見えない、老成した落ち着きに圧倒されました。
ショーの後、ツアー客が特別にスケーター達が食事をしているところにお邪魔させてもらって写真撮影会があったときには、デニスがわしらに「皆、騒がず大人しくしてね」みたいな注意をしてて、ホストとしての仕切りぶりに感心したりして、デニス・テンの人となりを肌で感じることができました。思えば、大ちゃんがインスタを始めてくれたのも、この時でした。

(デニスのより)

ショーを撮影された動画をお借りします。

★20140530 2DT 

★Daisuke Takahashi Almaty show Denis Ten&Friends 29May2014 

★Daisuke Takahashi & Denis Ten Almaty Show 2014.05.29 

ついでに、ステップ対決といえば、遡ってこちらの動画も。

★EX Finale – WTT 2013

だいたい、デニス・テン以外に、一体誰が高橋大輔とステップ対決やれるっちゅうねん!

手裏剣

また、同じ年、大ちゃんがホストをした2014XOIにデニスが出演してくれました。今思えば、真央ちゃんも出て大ちゃんと二人で滑ったり、楽日の特別ゲストにCOBAさんが出て「eye」をやってくれたり、夢のようなショーでした。

手裏剣

そして翌年2015のXOI。
わしはこのときにデニスがやってくれた「Base Head」が結構お気に入りで、ブログでもそのことを書いています。

★2015 XOI Denis Ten Bass Head 

手裏剣

そしてこちらはデニス自身のツイッターで最後の発信となった、7月1日のリツイート動画。デニスが亡くなってから、何回もリピートしている。
デニスが2015のXOIの時にインスタに投稿したものを、7月1日の高橋大輔現役復帰を受けてjardinさんがツイッターにアップし、それを自身でリツイートしたもの。まさか、これが最後になろうとは。これをデニスがリツイートしたとき、「ほらね、言ったとおりでしょ」と呟いたかは定かではない。

手裏剣

こちらは、デニスの死後に、振付師のブノワ・リショーさんがアップした動画。
なんと、わしの好きなオーラブル・アルナルズの曲でデニスが踊っています。

原曲はこちら。

★Ólafur Arnalds – Near Light (Official Music Video)

デニス・テン動画リスト(Denis Ten List by shintra sports)

NEW昨年8月にデニスが来日出演した、プリンスアイスワールドin日光でのパフォーマンス。
“Tu sei” by Vittorio Grigolo, choreographed by David Wilson.

★Homage to Denis Ten (1993-2018), Our Beautiful Skater Forever

手裏剣  手裏剣  手裏剣

最後に、もしデニスが生きていたら滑って欲しかった曲を二曲置いときます。
もう実現することはありませんが、もしデニスだったら、こんな風に滑ってくれたんじゃないかって空想することは可能ですから。振付は、ステファンかリショーさんで。

★Olafur Arnalds – Happiness Does Not Wait (Original Mix)

★Ludovico Einaudi – Experience

ありがとう、デニス。

そしてさようなら。

ご冥福をお祈りします。

もっと自然へ、もっと人へ、デニスとともに

今日から、母に会うために息子たちと日本に来ています。

出発する直前、デニス・テン選手の訃報を知り、愕然としました。多くの方々と同じく、なかなか消化することができません。

昨年の夏ごろ、私はたまたまカザフスタンの歌手、ディマシュ・クダイベルゲノフの存在を知ってのですが、その数か月後にテン選手が、重要なオリンピック・シーズンにディマシュの曲を使ったと聞いてドキッとしました。それも私がブログ記事のテーマにしたフランス・ポップの名曲、「SOS d’un terrien en detresse」を。

もちろん、ディマシュもテン選手も同じ国の大スター、取り合わせとしては全く不思議ではありません。でもとっても嬉しかったのを思い出します。

今日、を読んでいて、その曲の歌詞を改めて思い浮かべました。非常に陳腐な言い方ですが、前途有望な若者の命が、あまりにも早く、あまりにも残酷に散ってしまったことに深い悲しみを感じます。

私なりの訳をここに載せ、テン選手への祈りとさせていただきます(テン選手の使用したバージョンでは曲・歌詞が一部、割愛されているので、それに沿って訳しました)。

S.O.S. D’un terrien En Détresse

par Daniel Balavoine

Pourquoi je vis, pourquoi je meurs
Pourquoi je ris, pourquoi je pleure
Voici le S.O.S.
D’un terrien en détresse

ぼくばなぜ生き、なぜ死ぬんだろう

なぜ笑い、なぜ泣くんだろう

これはSOS信号です

遭難しかけた地球人が救いを求めています

J’ai jamais eu les pieds sur Terre
J’aim’rais mieux être un oiseau
J’suis mal dans ma peau

いつも地に足が着いてなかった

鳥だったほうが良かったな

このままじゃ居心地が悪くて

J’voudrais voir le monde à l’envers
Si jamais c’était plus beau
Plus beau vu d’en haut
Là haut

逆さまから世界が見れたら良いのに

だってそっちの方が綺麗だったらどうする?

高い所から見た方がさ

高い、高い所から

J’ai toujours confondu la vie
Avec les bandes dessinées
J’ai comme des envies de métamorphose
Je sens quelque chose
Qui m’attire
Qui m’attire
Qui m’attire vers le haut

いつも勘違いしてた

人生が漫画と同じだって

変身出来たら良いのに、とか

何か感じるんだ

引っ張られて

引っ張られて

高い所に引っ張られる感じ

Pourquoi je vis, pourquoi je meurs
Pourquoi je crie, pourquoi je pleure
Je crois capter des ondes
Venues d’un autre monde

ぼくはなぜ生き、なぜ死ぬんだろう

なぜ叫び、なぜ泣くんだろう

なんとなく捉えた気がするのは

別の世界から送られてきた電波かな

J’ai jamais eu les pieds sur Terre
J’aim’rais mieux être un oiseau
J’suis mal dans ma peau

ずっと地に足が着いてなかった

鳥になれたら良かったな

このままじゃ居心地悪いし

J’voudrais voir le monde à l’envers
J’aim’rais mieux être un oiseau

世界が逆さまから見たいな

鳥になれたら良かったのに

Dodo l’enfant do

お眠り、良い子だね、お眠り

(クダイベルゲン氏のファンクラブがを拝借しています。)

デニス 転んでも泣かない

ISUより重大発表

「+5 / -5 GOE の導入に加えて、
2018/19シーズンの全ての統計情報は
ゼロからスタートします。

それまでの全ての統計情報は、

今後は過去のものとみなされます。」

これは昨年の夏GOE拡大が現実的なニュースになって以来

気になっていたことだった。

大幅なルール改正で

330.43の価値はどうなるのかと。だが大丈夫だ!!

羽生のフィギュア最高点は「歴史的記録」に

ISU新ルール導入で得点をリセット

8/16(木) 13:04配信

国際スケート連盟(ISU)は16日までに、

今季からフィギュアスケートが新ルールとなることに伴い、

得点記録をリセットした。

五輪2連覇の羽生結弦(23)が持つ

男子の歴代最高得点330・43点は、

「歴史的記録」として残ることになる。

ISUは五輪翌年のシーズンとなる今季からフィギュアスケートのルールを変更。

特に出来栄え点(GOE)がこれまでのマイナス3~プラス3の7段階から、

マイナス5~プラス5の11段階になることに伴い、

「すべての統計情報はゼロからスタートします」と発表。

ホームページ上の統計記録は一新され、

2017-2018年シーズンまでの記録は

「historic records」として残されている。
これにより羽生の

  ●SP   112・72点(17年オータムクラシック)、

  ●FS   223・20点(17年世界選手権)、

  ●総得点 330・43点(15年GPファイナル)は

すべて「歴史的記録」の1位として

永遠に残ることになった。

フィギュアスケートは02年ソルトレークシティー五輪シーズン後に、

それまでの6・0システムから、現在のジャッジシステムに変更。

03年9月の大会から昨季まで、

15年間の統計記録が積み重ねられていた。

   

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これで過去の歴史的記録は守られることになり

まずは心から安堵した。

歴史に刻まれる努力の結晶

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zhem_chugさんのカメラに気づいたような羽生選手。© zhem_chug

Yuzuru HanyuSP,FSトータルスコアの現記録保持者。

●歴史上初めてSP100,FS200トータル300越えを果たした

最初のスケーターであり

●SPで110FSで220.トータルで330越えを果たした

唯一のスケーターである

●世界最高点を12回も更新したレコードブレーカーであり

 その中の10回は自分越えである!!

🔶SP世界最高点の推移

❶2012  羽生結弦 95.07スケートアメリカ 「パリの散歩道」初めての世界新記録

❷2012 羽生結弦  95.32 NHK杯「パリの散歩道」

〇2013 パトリック  98.37 世界選手権ロンドン2013

〇2013 パトリック  98.52 エリック・ボンパール杯

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❸2013 羽生  99.84 GPF福岡「パリの散歩道」

➍2014 羽生   101.45 ソチ五輪・・世界初の100点越え「パリの散歩道」

❺2015 羽生   106.33 NHK杯長野「バラード1番」

❻2015 羽生110.95 GPFバルセロナ「バラード1番」

❼2017 羽生112.72 オータムクラシック「新バラード1番

🔶FS世界最高点の推移

2015.11羽生   216.07NHK杯2015

2015.12羽生    219.48 GPF2015

2017.4羽生     223.20 世界選手権2017

たとえばハビエル選手も216.41点を出しているがそれは羽生選手が219.48

出した後のことだった。このように羽生選手は人より先に結果を出してきたのだ。

🔶TSS世界最高点の推移

2015.11 羽生   322.40 NHK杯2015

2015.12  羽生   330.43 GPF2015 

SP世界スコアランキング

🔶男子ショート自己ベスト

1 羽生結弦 112.72 2017 CS Autumn Classic
2 ハビエル・フェルナンデス 109.05 2017 World Championships
3 宇野昌磨 104.87 2017 CS Lombardia Trophy
4 ネイサン・チェン 104.12 2017 Skate America
5 ボーヤン・ジン 103.32 2018 Winter Olympics
6 ミハイル・コリヤダ 103.13 2017 Cup of China
7 パトリック・チャン 102.13 2017 World Championships
8 ドミトリー・アリエフ 98.98 2018 Winter Olympics
9 町田樹 98.21 2014 World Championships
10 デニス・テン 97.61 2015 Four Continents

🔶男子フリー自己ベスト
1 羽生結弦 223.20 2017 World Championships
2 ネイサン・チェン 219.46 2018 World Championships
3 ハビエル・フェルナンデス 216.41 2016 World Championships
4 宇野昌磨 214.97 2017 CS Lombardia Trophy
5 ボーヤン・ジン 204.94 2017 World Championships
6 パトリック・チャン 203.99 2016 Four Continents
7 ヴィンセント・ゾウ 192.16 2018 Winter Olympics
8 デニス・テン 191.85 2015 Four Continents
9 ミハイル・コリヤダ 185.27 2017 Rostelecom Cup
10 町田樹 184.05 2014 World Championships

5

「この時のユヅルは会場のすべての人たちとハグをしようとしているようだった」とzhem_chugさん。© zhem_chug

🔶男子総合点自己ベ
スト

1 羽生結弦 330.43 2015–16 Grand Prix Final
2 ネイサン・チェン 321.4 2018 World Championships
3 宇野昌磨 319.84 2017 CS Lombardia Trophy
4 ハビエル・フェルナンデス 314.93 2016 World Championships
5 ボーヤン・ジン 303.58 2017 World Championships
6 パトリック・チャン 295.27 2013 Trophée Eric Bompard
7 デニス・テン 289.46 2015 Four Continents
8 町田樹 282.26 2014 World Championships
9 ミハイル・コリヤダ 282 2017–18 Grand Prix Final
10 高橋大輔 276.72 2012 World Team Trophy

ご覧のようにショートフリー総合点

全てにおいて世界最高点を更新し(自分越え)

全てにおいて自己ベストも一位である

その秘密はやはり総合力と技の質の高さであろう。

2015年のGPFはショートフリー共に完璧なノーミスだった。

中国ファンの声

「神のような男が、破ることが不可能な記録をつくった」

「記録を更新し続けた7年間。お疲れさま!」

「一番素晴らしい時代。私たちは歴史の証人」

「羽生結弦を超えられるのは羽生結弦だけ」

「泣きそう!でのSEIMEIが記録を封印したかのよう」

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「自分の記録を塗り替えるには10以上の力が必要だ」(イチロー)

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「息潜め弟に描いた物語」(ちばてつやさん)

デニス マチのほっとステーション

信じられない。。。。

衝撃が大きすぎて言葉が出てこない。。。
ジュニア時代からデニステン選手大好きだったのに。。。
どうして…………
死んじゃったの?。。。本当に?。。。
信じられない。。。。
犯人を許さない……………。


デニス 関連ツイート

RT @meowrunrunrun: 最後に、無良くん、ダイスからデニスへの追悼コメント(映像)、昌麿くんからの書面でのコメントが有りました。一人一人、気持ちが込められた長いコメントでした。 皆に優しくて面白くて愛された Mr. Denis Ten&#x2c 忘れないよ。 https:…
RT @ReeChaiii: InsideSkatingさんの愛溢れる追悼記事を読み終わり、デニスがインタで言っていた"I was born and lived my whole life on a street called Zhibek Zholy which litera…
無良くんはデニスへの追悼コメントフィギュアスケートをもっとメジャーに普及させようとしていた彼(デニス)の活動を今、自分達がしていることは繫がっていると言っていた。
彼と生前繫がっていた人たちが部分的にでも彼の思いを引継いでいくのならデニスはこれからも生きていくんだと思うよ。
[歴史的な偉人の名言シリーズ]  『貴方の進歩を妨げているのは、貴方が何であるかではなく、貴方が自分を何だと思っているかである。』 by デニス・ウェイトリー #名言 #格言 #デニス・ウェイトリー

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